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手首の手術(抜釘)をした話

こんにちは。
さっそくですが↑の写真、何かお分かりでしょうか。

私の左手首に埋まっていたチタンプレートと釘たちです。
去年の11月に人生初の骨折をしました。お医者さん曰くバキバキで、目で明らかに手首じゃない所で曲がっててびっくりしたのがまだ最近のように覚えています。

手術①骨折の修復 2021.11月

骨折部位に写真のプレートをあてる手術です。
局部麻酔なので一瞬寝てたけどほとんど意識あり。
先生たちがああだこうだと相談(おそらく釘の太さや入れる位置など)しながらやってくれているのが丸聞こえで、でも自分では状態が全くわからないから怖かったのを覚えています。
中々時間がかかって3時間くらい?結局最後は意識があるのに数時間動けないで寝ているのが辛かったなぁ。

手術②抜釘 

最近行った手術。
この体験談が今回のメインです。

前回同様局所麻酔を左脇から流しました。
「ちょっとチクっとしますよ」と言われてすぐにチクっというかビリッというか感じて、親指あたりが重いような痺れたような感じがし始め、肘から下がゴムのように。

本当に不思議なんですが、切られたり骨と肉を離すように削がれてるような感覚はあるのに痛みだけ感じないんです。麻酔ってすごい。
その後、左脇から右に向かって波のような振動?が伝わってその後伝わったところ(腿だったり、足先だったり、右腕だったり)がビクッて震えるんです。
気になったので先生に状態を伝えて、神経って全身に繋がってるからですかね、って言ったら、「いや繋がってないです」と即答。
じゃぁこの震えは何??と心配になってビクッとするたびに「またなりました」って言っても「何ででしょうね」と。
誰でも生じるものなのかと思ってたのに違うの⁉︎
でも気のせいでなく何か波動のような感覚が左から来るんですけど⁉︎
何なら一瞬舌の動きも鈍ったけど⁉︎

緊張してない?脳の緊張の反応かも、みたいな感じで、心電図、血圧変わらず安定してるのであまり気にされずそのまま最後までいきました。所要1時間。
私は1人心配で、全細胞で左腕を応援していました。

脳って単純?私が単純?

無事手術が終わり起き上がる前、先生が動かない左腕を胸元に寄せて、そこに右腕を支えるようにあてがいました。
そして起き上がる私。
体は一応動くのだけど、ビクビク筋肉が震えて歩けそうにない。
何とか車椅子に乗る。トイレに行く。
左腕使えないので下着など下ろしてもらい用をたす。

女子なのでトイレットペーパー使いますよ。
そこで、自分で拭けますか?と聞かれて、「え?左腕って離して大丈夫ですか?」と聞くと、良いですよ〜、と。
でもですね、それまで私の右腕ガチガチに固まって動かなかったんです。
動かないと思ってたんです。(なぜか)
良いですよ、と言われた途端動いて拭けて、手も洗えて。

本当に私、右腕が動かせないと思い込んでいたら動かなかったんです。
それが動いて良いと許可を得たら動いた。
脳ってすごいと思いました。思っことが現実になるんだから。
催眠術もこんな感じなんでしょうかね。

その後筋肉のピクピクも治まり帰宅、ロキソニンも1回服用しただけで大して痛みもなく。
結局私が手術中に感じた波動や震えも、脳のストレス的なものだったのかな。
体って不思議でわからないことだらけです。
そんな複雑なものを生まれてからずっと自動制御し続けてくれているんですから、自分の体にはもっと意識して感謝をしようと思います。


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