ヘルパーさんのノウハウと私の時間

家族介護は、我流になりがちです。

大人のおしめを変える時は、力もいるし、身体を綺麗にするのにも時間がかかる。ベットが汚れないようにするには、とても慎重になる。さらに時間がかかる!

便があるときの交換は、洗浄にも時間を取られ、あげくの果てにシーツを汚し、、、気がつけば20分!(◎_◎;)生理的現象には逆らえない、交換したあとに「また出た〜」と聞こえる。_| ̄|○

仕事や約束があって時間が迫っているときに、これが来ると「マジかぁ!?えらいこっちゃ!イライラ、、、」という気分です。

ある日、「おしめの交換方法がよくわかっていない」とケアマネさんに伝えると、一緒に来ていたヘルパーさんが「今日は長澤さんところが最後だから、時間もあるし教えてあげますよ〜」と、時間をとってくれて、おしめ交換の方法を実演で教えてくれました。

①必要なものは、はじめに全て準備する
②横着せず、布団やクッションは別のところに移動
③介護用ベットは水平にして、腰の高さまで持ってくる
④ビニール袋をベットと身体の間に敷く。シーツの汚れを防げて、おしめが滑りやすくなって交換しやすい。
⑤古いおしめの上で洗浄
⑥おしめもバットも半分に折って、体を潜らせると、体を持ち上げなくても交換できる。応用してシーツ交換もできる!
etc.

他にもコツを教えてもらいましたが、実演してみると、妻の身体に負担をかけず、自分の体にも負担をかけず、汚さず、こんなに早くできる!(◎_◎;) 手強くないときは、5分ほどで終わらせることができるように。1週間で2時間は自分の時間を獲得できたはず。

我流でやっていたことを、訓練されたヘルパーさんのノウハウを教えてもらうことで、こんなに時間短縮できるなんて!何よりもコトがスムーズに運ぶようになり、私の気持ちが楽に。

今回のようにヘルパーさんに時間をとってもらって教えてもらうのはなかなか難しいけど、これからは職人技を盗み見しておこうと思います笑

教えてもらってほんと良かった。聞いてみて良かった。

皆が義務教育で「オトナのオシメの交換の仕方」を習得してると、日本人がオシメ交換にかける時間は相当減るぞ〜。仕事できる時間が増えるぞ〜。気持ちが楽になるぞ〜。

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