今以上のピッチャーになる為には

プロ野球が昨日からやっと開幕しましたね!
阪神の西選手に、広島の大瀬良選手がピッチャーにも関わらずホームランを放つという史上初の開幕戦ということになりましたが、開幕投手だけあってどこのピッチャーもいい球を投げていますよね。

今日はそのいい球を投げるピッチャーについて書いていきたいと思います。

そもそもいいピッチャーって何なんでしょうか?

球速・コントロール・変化球など沢山の要素があると思うのですが、皆さんはどう考えますか。人それぞれで定義というか思っていることは違うと思うのですが。

僕は2つ思っています。

・バッターの予測を超えたらいいピッチャー
・緩急とムービングボール

こんな感じで思っています。
確かに160キロ投げれて、ゲームのように7色の変化球がどこにでも投げられるコントロールがあればほとんど打たれないでしょう。こんな投手は世の中には現実いないわけです。

ただ、僕はこの予測を超えるという点でゲームでもたまに感じることがあります。(野球のゲーム分からない人はすいません。笑)

それはどういう時かというと、ストレートのはずなのにホップしてくる、ツーシームなはずなのに実はそれオリジナル変化球でシンカーの名前を変えていて曲がりはシンカーくらいあるとかそんな感じです。

実際現代のゲームではまだほとんど現実世界のように個性はなく、スライダーなら横に曲がる、1−7レベルでどの辺まで曲がってくるとかある程度予想がつくわけです。そこにミートカーソルを合わせて後はその選手のスピードを予測して打つわけです。

それが上記のようなツーシームが来てしまったらやっぱり対応は難しくなるわけです。それを現実世界でも何かしらで相手のバッターの予測を超えていかないといけないと思います。

しかし、今はデータ野球が存在し、データすらも取られている時代です。
そして、マシーンなどの発達によりスピードや変化に強い選手が多いです。

ですが、皆さんこんな経験ないですか?

スピードは聞いているけど、実際打席に入ると打てない。思った以上に速いな。などなど。

これの正体が僕は回転数かなと思っています。

なので、回転数が上がればバッターの予測は超えられるんじゃないかと思っています。

では、回転数が出なかったら無理か?
僕はそんなことはないと思っています。
2つ目にあげた「緩急とムービングボール」という点です。

予測に似てくる部分ではあるのですが、ムービングボールに関してはストレートと球速差が減れば減るほど効力を発揮すると思いますし、ストレートと同じコースでかつバッターの手元で動かせれば動かせるほどこれほど最強のボールはないと思っています。

そして、もう一つの「緩急」です。人間横に曲がるボールにはどんだけすごくてもなんとか食らいつけると思いますが、仮に同じコースの出だしでわずか18メートルで30キロくらいの緩急差がつけられてしまったらどうでしょう。球速差に対応するのはとてつもなく難しいことだと思います。

緩急差とは少し離れてしまうかもしれませんが、フリード投手のカーブと真っ直ぐも予測と緩急を同時に組み合わせていますね。
同じピッチトンネルを通り、そこから30キロ近くのスピード差そこに加えて縦の落差が出ているのであれはなかなか捉えられないと思います。

以下参考にフリード投手の動画です。

今回は緩急という点でフリード選手の動画をあげていますが、左ピッチャーとしてはすごく参考になるピッチャーだと思いますので、加えてその部分も参考にしてもらえればと思います。

それでは、バッターの予測を超える選手になるべく、今以上のピッチャーになる為に必要な要素を1つ簡単に書きます!

回転数を上げる事

予測を超える為にも今日は緩急も上げてはいますが、ここにフォーカスを置いて話をします!
では、その回転数を上げるにはその回転数を上げるには、、、
その為には身体の使い方を知る事です!!

まず体の使い方ってなんだ?

ってところからだと思うんですが、昨日あげさせて頂いた記事のように肩の動かすポイントであったり、股関節の動かすポイントであったり、立つポイントであったりこの辺の感覚を知ることです。

意外と大事にしているのは腕の動きです。この辺無意識にやっている選手が多いと思うのですが、意外と動ききれない選手が多いです。
こういった意味でブリッジをやったりするのはいい動作学習になります!

昨日の記事はこちら⬇︎

この辺をまずは知ってもらって、簡単にではありますが投球の際の身体の動きのポイントを抑えるようにしています。本来は全部正しい動きを知った方がいいと思うのですが、その辺は必要な時に教えるようにしています。

これが分かってくれば回転数もある程度上げることができます。
なぜなら、効率よく身体を使えるようになってくるからです。その分指先へのパワーの伝達効率も良くなります。

まとめ

何度も言いますが、回転数を上げるにはちゃんとした身体の使い方を知ることは大切です。そして、投球フォームでその身体の使い方ができるかも非常に重要な要素となります。

身体の使い方さえ分かって入れば、そこからよりうまく力発揮させる為にフォームを修正していく事も可能です。万が一うまくいかなくても、最初に戻れます。

一番最悪なのは、元にさえ戻れなくなってしまう事です。
だから、僕がよく選手に伝えるのは調子のいい時の身体の感覚的な部分をノートに残して、フォームを動画に残しておこう。と。

誰かがこんなことを言っていました。

いい時ほど分析をせず、悪い時になると必要以上に考える。

こういう選手が多いと。現役時代の僕もまさにそうでした。
でもこれ逆なんです。いい時ほどしっかり分析しておけば、悪くなったとしてもいい時の感覚・動画・イメージがあるから比較的早く戻れます。
これに回転数が可視化できれば、もっと自分を細かく分析できます。

投げ方に悩んでいるなどの悩みがある選手はまず自分のベースを作ってしまいましょう。そこからはいかようにもいじれます。違ったらそのベースに戻ればいいだけなので!身体の使い方ぜひこれを機に見直してみてください。

本日もご購読ありがとうございました!

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