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南大阪 二郎系ラーメン 地殻変動!?

〜その①


ぼくと二郎系ラーメンの出会いはいつごろだったろうか。

たしか4年ほど前、
中学の同級生の友人が、自分を
『歴史を刻め 六甲道』につれていってくれた。


来店前に言われたのが、

•けっこう並ぶかもしれない(待ち時間の発生)

•コールの存在


であった。

コールって何?

おもた。

きけば、ラーメンの盛り付けに取りかかるタイミングで、作り手が『ニンニク入れますか?』
と聞いてくるので、かえす刀で、こちらは

『ニンニクアリ、ヤサイマシ、カラメ、アブラ』

といったように、どのようなカスタマイズで
食べたいのかを呪文のように返さないといけないのであった。

ここで、『ニンニク入れますか?』のコールに
対して、額面どおり『ハイ!』とか『入れます!』とだけ答えるのは二郎系界隈ではいわゆる、モグリ、であり、

ちゃんと自分が食べたい量と姿になるように

『ニンニクアリ、ヤサイチョイ増し』とか
『ニンニクアリ、全マシ、アブラだけマシマシ』
というふうに
【ニンニク以外のカスタムも一息で言わないといけない】

と知った。

はじめての来訪の緊張もあり

自分はコールをミスった、、、

のもよく覚えている。

『ニンニクヌキ、あと、普通で。』

と言った記憶があるが、

店主のトニさんに

『普通は言わんでえぇ!』

と一喝されたのをおぼえてる。


なんやねんこの店(と雰囲気)は?!?!

と感じ、そのあとのラーメンの味なんて、ほとんど頭に入ってきてなかったように思う。

ただ、わかったのは、不慣れな

一見さんのような客にはやたら厳しくて、食べきれないほどの量のラーメンがでてくる店だ


ということだった。

通常であれば、そんな店には二度と行きたくもなくなるものだが自分の中で、なにか二郎系ラーメンに対する特殊な...苦味のような後味が残ったのも事実であった。


そうこうしているうちに月日はながれ...

なんと

職場ちかくの
大阪地下鉄•なかもず駅のわりとちかくに

歴史を刻め なかもず店 


がオープンすることが決まった。


もともとラーメンが好きだったし
外食でラーメンを食べることも多かったので
なかもず店オープンの際には行ってみよう!
(こわいトニさんもいないだろうし)

と思ってた。

2018年にオープンした
歴史を刻め なかもず店


でしたが


正直ハマった......


最初のころはコールするにも、まだドキドキで、おぼつかない日もあったが店員さんは、とにかくやさしく気さくで、退店時にもお決まりの

『またお待ちしてます!』


また、こちらが

『お元気で!』

といえば

『お元気で!』

と返してくれるオキマリのあいさつもあったり(ほとんど言ったことはないが)
ほんとにポジティブな接客で、

仕事や私生活のうさも、
時には吹き飛ばしてくれるような


人生大逆転ラーメン


だなと。
自分は今もリスペクトを込めてそう呼ばせてもらってる

〜その②へ、つづく

一番最近いただいた(2021.09.02)
歴史を刻め なかもず の豚ラーメン❤️

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