アスパラに土下座
自分では言われたとおりにやっているつもりだったのに、これから育てていく必要のある小さなアスパラの茎葉を勝手に切っていたことに気がついた。もう半月以上もバサバサ剪定していたから来年ちょっとやばいかもしれない。去年の夏、蘭越のアスパラ畑でめちゃくちゃ死ぬ思いをしたからのさばらないように切っておこうみたいな軽い気持ちだった。まだ役場の産業課のおじさんにしかバレていない。だけど人は怒られなくても落ち込む。
アスパラといえば、東京に住んでいる友人に送ったら、お礼にオフコースのレコードを送ってくれた。注文票のメッセージ欄には『サブスクでオフコース聞きながら注文してるレコードなんて!』という自由律短歌みたいなものが書かれていたけど、なぜかそのダンボールを農園の選果場で受け取った。クロネコヤマトに職場を特定されている。でも便利だからいい。
ときどき、おととしの北見で共同生活をした女の人の、すこし堅めの農業ブログを思い出す。そこには栽培方法やおすすめの作業服のブランドが真面目に書かれているけど、タイトルからしてぜんぜん面白くないし、すこしでもアクセスを気にしてるなら、2017年の8月に『農家への最短距離!?新規就農を目指す、彼女持ちの男を奪ってみた』っていう記事を追加するといいと思う。
つねづね考えてることがしょうもない。
ここからはいきなり文学的な下ネタが書かれます。
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