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買って初めて後悔したマンガ『先輩はおとこのこ』(ネタバレあり)

前々から気になっていたマンガを、本日ついに買うことができました。

『先輩はおとこのこ』

もうね、タイトルが素晴らしい。

「先輩は男の”娘”!」みたいにあからさまな感じにするんじゃなくて、全部ひらがなで表現する発想のすごさよ。まず「なんで全部ひらがななんだろう?」と思わせ、少し考えると意味がわかる、という仕掛けがとてもいいですね。フォントや装丁もめっちゃおしゃれです。


このマンガ、普通のと比べて少しサイズが大きめなんです。お値段も少し高めの900円(税抜き)。「サイズだけでここまでいくか?」と思っていたのですが、開いてびっくり、まさかの全ページフルカラーでした。おーまいがー。そりゃ高いわけですね。

別のマンガも買ったのと、手持ちの関係でとりあえず2巻まで買いました。まあ、お試しで1巻だけでも良かったんですが、2巻の巻頭に書かれているキャラのビジュが良すぎたので、、、。買わずにはいられませんでした。

神がかった2巻のビジュ

さて、ワクワクしながら家に帰り、さっそく読み始めるたのですが、そこで私は衝撃的な2つの事実に気づいてしまいます。


まず、2巻の巻頭に描かれていたキャラが女の子だったこと。冒頭のシーンで、彼女がおとこのこである主人公に、自分の思いを伝えるシーンがあるのですが、そこでのセリフが

「女の子が女の子に告白なんて、先輩を困らせてしまうのはわかってます。でも私、こんなにに誰かを好きになったの初めてなんです。何もせずに後悔したくないんです。」

第1巻の冒頭シーンより(句点・読点はセリフをつなげる目的で、引用者によるもの)

な・ん・と!

蒼井ちゃん(彼女の名前)はまさかの女の子でした。がーーーん。

でも、主人公のまことちゃんが予想以上に可愛かったので、なんとかショックを和らげることができました。


そんなこんなで読み進めていくと、2つめの衝撃的な事実に気づいてしまいます。

このマンガめっちゃおもろいやん!!!!!全巻買えば良かった!!!!!くそぉ!!!!!

そうです。2巻じゃ物足りず、続きがめちゃくちゃ気になってしまったのです。蒼井ちゃんにかすかな期待を寄せているのもあり、この記事を書いている今も、その気持ちでいっぱいです。

今までは、いくら面白いマンガだったとしても、ここまで続きが気になることはありませんでした。続きはまた今度買いに行けばいいかな、ぐらいの気持ちです。

しかし今回の作品は、性癖に刺さりすぎているキャラの可愛さと、ストーリーの展開に心を奪われてしまいました。そして、後輩である蒼井ちゃんにとっても期待がもてました!!!何かとは言いませんけど!!!

もう2~3巻ぐらい買っとけば良かったです。マジで後悔してます。


「曇らせ」要素があるというのも、個人的にかなり性癖にドストライクポイント高いです。

主人公のクラスメイト、母親は、絵に描いたようなクズ野郎なのですが、特に母親がヤバすぎて、あるシーンでは私のHPが0を突き抜けてマイナスまで行ってしまいました。

しかし、蒼井ちゃんと幼馴染の竜二(「おとこのこ」ではない)がいい人すぎたおかげて、2巻を読み終えるころには、無事HPを全回復することができました。

いやー、最高ですね。みなさんも、こんな記事なんか読んでないで、いますぐこのマンガを買いに行ってきてください。面白さは私が保証します。


具体的なストーリーの考察も、いずれ書くかも……。いや、書きます!素晴らしすぎるので!

ちなみに、あふれ出る私の「男の娘」への愛は、この記事で語っています。

さて、記事を書いていたら興奮が少し落ち着いたので、愛を語るのはここまでにして、ゆっくりと余韻に浸ることにします…………。

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