見出し画像

シングルマザー支援の偏見。

この夏ある団体に所属して、ミーティングとかやっていたのだが、それで感じた事。

なにかサポートが必要な層を支援する団体はなんでそう、的外れなところが多いのか。

自分たちが「支援してあげてる」「支援したいポイント」
が優先されていて、ニーズとか需要が全くわかっていないのですよね。

しかも、支援をしたくてしてるというより、「してあげてる」上から目線で、そこに上下の関係を持ってきてしまっている感じ。
支援されるほうが劣っていて、支援しているほうが偉い。

これはシングルマザー対策に関わらず、どこでも見受けられる。
でも、

内情を一番知っているのは、当事者であり、ただいろいろ「困っている」立場であるからそれを解決する資金や人などのリソースがないから現状がかわらないのであり、何をすべきかわかっていない人達が「支援」するのはリソースのムダ使いではないか、と思った夏でした。

結局、シングルマザーにしろ、不登校にしろ、なんか偏ったイメージの偏見があるのですよね。
甘えだとか、協調性がないだとか、金銭管理が荒いだとか、学がないだとか。それがゼロとは言わないけれど、それは高学歴、安定家庭だってだいたいゼロなわけなくて、なんか支援される側にだけ、そこ強調して批判するというか。

こういうことして生活きちんとしていかないとね、みたいなアドバイスが的外れなんですよね。
そんなのすでに初期でやってるし、その程度の管理でうまくまわるのは安定した家庭だけ。
もっと細かく工夫してないと、生活が進んでません。
なのに、上から目線で「家計管理というものは」的な弁舌されると冷めます。

なんでだろーなぁ、結局、支援団体と名の付くもので得をするのは、ほぼ運営者側だけで、ほぼほぼ当事者の助けになってないことが多いのは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?