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とある、夜



上司の目をぬすんで定時であがり
耐えられない眠気に襲われて

また4駅寝過ごした。

最近はそんなんばっかだ。

一向に良くならない体調と向き合っては気だるさがまして世の中の空気も重く感じる。

今日こそは早く眠れると思い電気を消し21時頃に第一回目の就寝についたのにトイレで起きた。

22時頃だったか。
そこからというもの目が覚めてしまって眠れない。

結局、いつもの不眠症コースである。

眠れないとなると、また始める。
そうぐるぐる考える負のループが。

過去を思い出す時間が。

いつまで経っても囚われているのはきっと私だけなのだろうかと思いながら
もうどうしたらいいのかも分からず結局また私はあの頃の私と会話をするのだ。

今日はまた
あの頃の私が泣いていた。

本当は情けないくらい泣き虫で弱虫だから
強いふりしてないと壊れてしまう。

始めから何も無かったみたいにしてないと
そこに居なくなった時に辛くなるのがわかってるから。

何年経っても大人になれなくて
どれだけ強いふりをして利口な振りをしていたって変われなくて、代わりは居なくて

もうあの頃からずっとあの頃のままなんだ。

それでも、それが紛れもなく
「私」であるから

今日も私は私を愛していくしかないのだ。

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