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【ボカロ曲感想】『彼方此方』と萌え語り

 8/18(土)~19(日)に開催された24時間ツイキャスリレー企画『#VOCASリレー』[主催:「め」(@mememe_me_me)さん&アレク(@voc_alek)さん]。大盛況の中終わったこの企画、私も企画側で計2回放送したりしましたが、今回はその話ではありません。

 企画参加者のおひとり、しめじ(@4mej1)さんによる「萌えるボカロ曲をきく」枠において1曲寄稿させていただいたものの話です。寄稿されたみなさんとしめじさんの萌え語りがとにかくすごい熱量なのでよければぜひ。

↓企画詳細

 ↓しめじさんの放送はこちらから(次枠以降はキャス履歴からどうぞ)。寄稿されたみなさんとしめじさんの萌え語りがとにかくすごい熱量なので良ければぜひ聴いてみてください。今からこれを聞かれる方が素敵な曲と語りに出会えますよう願っています。


 ↓しめじさんの放送で流された曲&流される予定だった曲のマイリスト

 

 好きが高じてやたらと長くなった文章をしめじさんにDMで送ったところ、「キャスリレー内の1企画で終わらすにはもったいなさすぎる」という嬉しさの極みみたいなご感想をいただき、それに後押しされて今これを書いています。

 まずはわたしが寄稿したのを原文のままお届け。

 ・萌えるボカロ曲
【鏡音リン】 彼方此方 【オリジナル曲】 http://nico.ms/sm22116655
・萌えポイント
 計算を立てたい、恋の駆け引きに負けたくないというプライドと、いざデートになるとドキドキしちゃって余裕がなくなっちゃう等身大の乙女心を、体言止めが多い中に口語的表現が混じるスタイルで描いた歌詞。それをもだもだきゅんきゅんするこの正反対な気持ちを、歌謡曲っぽく柔らかしっとり決してしつこくなく、でもどこまでも甘く歌い上げるリンちゃんの声。パステルピンク一色をバックにして、澄まし顔のリンちゃんが左右に二人いるシンプルな動画。通常ひらがな表記が多い「あっちこっち」を、あえて(かもしれない)四字熟語にしたタイトル。
 あざといくらい可愛さを全面に押し出す曲も大好きなんです。でも、この曲にはそれともまた違う、どこか抑えてはいても、じわじわと染みだすような"萌え"があります。動画説明文は"いけ、あざとイエロー。"ですが、わたしが感じたのは、あざとさよりはむしろそういった感情でした。
 ただ、ボカロ曲の中で五指に入るくらい大好きでとりこにされている以上、この曲とこの曲のリンちゃんはとってもあざといのかもしれませんね。

 なっがい。さっきも言ったけどなっがい。ラジオ形式で読み上げられることを前提にしての文量ではない。でもそれくらい語りたいことがいっぱいあって、大好きで大好きな曲なんです。若干の自重をしてなおこのボリュームだったので、以下では寄稿時に書けなかった、音の話をします。

 寄稿文で「どこか抑えたような」みたいなこと書いてるんですけど、DATEKENさんの手によるこの曲は音に関してもそうかなあって個人的には感じました。結構シンプルな楽器構成な気がして。

 ピコピコ8bit音を主体に、シンセパッド(低音でブワーみたいに鳴ってる)おとと電子ドラム、シンセサイザー(きらきらかわいいのとブラスっぽいのとか)辺りが中心。リンちゃんのしっとりと、でもたくさん気持ちの入ったキュートな歌声を引き立てる、まさに伴奏。でもチップチューンならではの、機械っぽさの中に丸っこい暖かさのあるかわいい音楽で。

 一つひとつの主張はちょっと控えめだけど(個人の感想です)、全ての要素がかわいくて、萌えのハーモニーが作られている。そんな印象を受ける、大好きな曲です。

 この曲のリンちゃんの初デート、お互いにとって成功してたらいいなあ。ひっそりと応援したくてたまらない。そんな私の抱いた感情はともかくとして、私にそう思わせてくれる等身大の乙女なリンちゃんは萌えです。

 寄稿に際して、自分が思う萌えってなんだろう?と考えたりしました。二十分くらい考えて、答えが出ました。

 きゅんきゅんもだもだして、その感情にひとしきり振り回されたあと、純粋にあ~~かわいい!って感情が沸き起こされること。それがわたしにとっての「萌え」で、この曲はまさにそういう感情を駆り立ててくれる曲です。初めて聴いた時から、ずっとそう。

 最後に、素敵な一大企画を主催された「め」さんとアレクさん、多くの萌えが詰まった枠を企画されたしめじさん他、キャスリレー参加者・視聴者の皆様に心よりの御礼を申し上げます。

#vocanote #VOCALOID #VOCASリレー