征く年くる年

 遂に、2023年も終わりを迎えようとしておりますが皆様(誰やねん)変わらずお過ごしでしょうか。Xを見ているとみなさん年賀状書いたりして年末ムードですが、斯く言う自分はゴロゴロしてアニメを一気見する普段と何の変わりもない大晦日でした。年賀状を書いてた友達も昔はいたけどもうlineでできるしなぁで自然消滅しちゃったり。

 本当に今年はある意味充実した1年だったなと本当に思います。

 まずは数少ないポジティブな出来事たち。旅行にたくさん行ったこと、そして何より彼女ができたこと。
 ひとまず旅行から。1月の頭には伊勢神宮へ初詣と初めての18きっぷで新見へ。3月には新聞部で京都鉄博。MO兵庫も達成し大宮の鉄博にも巡礼。まいイベをギリギリで履修したりもした。夏は総文で鹿児島、一筆書き旅行とド派手に移動。そうそう、ヴァカンスにも行ったね。秋は博多総合車両所、京都遠足、鳥羽、総文。冬は天地で合宿に。大きめのやつを並べただけでもこれだけあるって思うと本当にちゃんと動き回っててちょっとおもろい。高二は遊ぶって決めてたし。
 次は彼女の話か、一旦ポジティブめに書きます。5月に付き合い始めた、恋愛経験なんてものはお互い(異常者過ぎて)ないので手探りやったけど、最初の方の会話見てると自然と笑顔になれるくらいには素敵な時間を過ごせてた。自分のポリシー的に同期と深く関わるっていう経験それ自体が新鮮な感じがしていた。彼女はガチで世界一可愛いです(みんなそうだろうけど)。最初の方はあんな闇のムードって感じでもなかったんだけどな……

さて、彼女のおかげでぎりプラスに振ってるとはいえ、今年一年はひたすら病みまくってたのでそこには触れざるを得ません。ブラウザバックするなら今やで。

 2年生になってひたすら仕事をしていた感がある。主に部活とグローバルスタディで常に何かの仕事には追われていたなぁとつくづく思う。友達に勧められるがままに文章を書いてみたらあれよあれよと言うまに書けてしまうし。なぜかずっと疲れていた。何をしても取れない謎の疲労感にずっと襲われていた。
 そんな時、彼女が鬱になり、学校を辞めた。ここの子細は説明しないが本当にこの時期が1番不味かった。精神の病について調べてみるうちに、あれ、これ自分にも当てはまるぞって言うのが見つかり、自分は「自閉症・うつ・PTSD・(HSP)」の併発という結論になった。メカニズムとかを追っていくうちにどんどん自分の存在がわからなくなった。病気である自分を押し殺すために病気になっているという自分の愚態と、やっぱり自分のせいだという思考に拍車がかかったりして相当辛い時間だった。かといって学校を休めるわけでもなく、みるみる病状が悪化していく彼女、埋まらないクラスの溝、終わらない仕事。書いているだけでしんどくなってくる。

 モタモタしてると年が明けちゃうのでちょっと急足

 明けましても何もおめでたいことは最早なくて、もうじきまた日常だよ、何なら受験生だよ。征くも地獄、戻ることはできない。みんな生きてて偉いな。

 病んでる人の対応って病んでる人にしかできないけど、この病み方する人って大抵周りの人の病みを勝手にもらってくるタイプなんだろうな。今更気にしたって遅いよ。僕は彼女の死を少なくとも2回は止めているし曰く精神的に存在だけでこの世界に引き留めてしまっているらしい。本当に罪深いことだと思うけど、自分で決めたことだから、死んでも生かすって。

 なんでこう、優しい人たちからつぶれていってしまうんだろう。
 もうみていられないよ、大事な人が病に冒されていくのは

 年が明けたからといって私のやることは特に変わりません。生きる。それだけです。僕が死んでは元も子もないですからね。心配かけてもいけませんし、連絡するって約束もしてしまいましたからなるべく健康体でいたいですね来年は。あまり物事を深く考えず、飄々と生きていけたらいいんでしょうが、そんな目標すら非現実過ぎて立てられない自分が嫌になります。

どうか皆さんが恙無く新年を迎え、良い日々を過ごせますように。

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