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【精神科の不審な点/精神薬は麻薬か/双極性障害と発達障害ビジネス/精神科医によって診断名が違う?】

※米国論文データ参照(客観的なデータ)記事の最後に載せています。

今回も私の個人的なSF小説としてお読みください。


精神科医療における不審な点とその背景

精神科医療において、いくつかの疑問や不審な点が浮き彫りになっています。

特に、精神薬と麻薬との成分の類似性、双極性障害の診断と治療、発達障害の診断の問題点、そして精神医療が福祉や医療というよりもビジネスとして機能しているのではないかという疑念が広く議論されています。

本記事では、これらの問題点を論文や参考文献を引用しながら、客観的に検証していきます。



精神薬と麻薬との成分が同じ

まず、精神薬と麻薬との成分の類似性について考察します。

多くの精神薬は、脳内の神経伝達物質に影響を与えることで効果を発揮しますが、その作用機序は麻薬と非常に似ています。

例えば、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬はGABA(γ-アミノ酪酸)受容体に結合して神経活動を抑制する作用がありますが、これはアルコールやバルビツール酸系薬物と同様のメカニズムです 。

また、メチルフェニデート(リタリン)などのADHD治療薬は、コカインと同様にドーパミンの再取り込みを阻害し、覚醒作用を引き起こします。

これらの薬物は依存性が高く、長期使用により依存症や耐性が形成されるリスクがあります 。発達障害の子どもが小さい頃から使用しています。



双極性障害とは何か、一生治らない病気?

双極性障害は、気分の異常な変動を特徴とする精神疾患であり、うつ状態と躁状態を繰り返すことが知られています。

しかし、この病気は一生治らないとされており、患者は生涯にわたり薬物治療を受けることが多いです。

ここで重要なのは、製薬会社がこの病気を「一生治らない病気」として位置付け、長期的な薬物依存を促進することで利益を上げているという批判が国際的にある点です 。

さらに、抗うつ薬を飲んで気分が上がった場合、それが躁状態とみなされ、双極性障害と診断されるケースもあります。

このような診断基準の曖昧さは、製薬会社にとって都合の良い形で利用されている可能性があります。


発達障害は生まれ持っての障害なのか?

発達障害は、一般的には生まれ持った障害とされていますが、その診断には多くの問題が存在します。

発達障害の診断は主にチェックリストを基に行われますが、このチェックリストの信頼性や精神科医によって診断が異なることが多いという点が問題視されています 。

もし発達障害が本当に生まれ持った障害であるならば、どの病院でも同じ障害名が付けられるはずですが、現実には診断が医師によって異なることが多々あります。

これは、診断基準が主観的であり、精神科医の経験や認識に大きく依存しているためです。

診断基準の曖昧さは、発達障害の過診断を引き起こし、製薬会社にとっての新たな市場を作り出している可能性があります。



発達障害など、脳のどの部位が異常なのか?

発達障害に関しては、脳のどの部位に異常があるのかが未だに明確にされていません。

CTやMRIなどの画像診断では、発達障害の特徴的な脳異常が検出されることはほとんどなく、診断は主に行動観察とチェックリストに依存しています 。

これに対して、一部の研究では発達障害に関連する脳の機能的な違いが指摘されていますが、これらはあくまで傾向のレベルにとどまり、個別の診断には役立たないとされています。

このため、発達障害の診断基準自体に疑問が呈されることが多いのです。



精神医療は福祉かビジネスか?

これらの問題点を総合すると、精神医療が本当に福祉や医療として機能しているのか、それともビジネスとして利用されているのかという疑問が生じます。

批判者の中には、精神医療は障害や病気があって薬があるのではなく、売りたい薬を先に作ってから障害名を作るという逆転現象が起こっていると米国や北欧では主張する方が多くいます 。

製薬会社が利益を上げるために精神障害の診断基準を広げ、精神科医がそれに基づいて診断を行うことで、新たな患者を生み出し続けるシステムが構築されているのではないかという疑念は深まるばかりです。



まとめ

精神科医療における不審な点は多岐にわたります。

精神薬と麻薬の成分の類似性、双極性障害の診断と治療の問題、発達障害の診断基準の曖昧さ、そして精神医療が福祉ではなくビジネスとして機能しているのではないかという疑問。

これらの問題は、患者の利益を第一に考える医療の本質に対する挑戦であり、私たちが精神医療に対して抱く信頼を揺るがすものです。

今後、これらの問題を解決するためには、診断基準の明確化や治療の透明性向上が求められるでしょう。また、製薬会社と精神科医の経済的関係の見直しも不可欠です。患者一人ひとりにとって最善の医療が提供されるためには、経済的利益を超えた倫理的な判断が重要です。


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参考文献

  1. Nutt, D. J. (2016). Drugs and the Future: Brain Science, Addiction and Society. Elsevier.

  2. Volkow, N. D., Wang, G. J., Fowler, J. S., & Tomasi, D. (2012). Addiction Circuitry in the Human Brain. Annual Review of Pharmacology and Toxicology, 52, 321-336.

  3. Angell, M. (2004). The Truth About the Drug Companies: How They Deceive Us and What to Do About It. Random House.

  4. Timimi, S. (2017). Pathological Child Psychiatry and the Medicalization of Childhood. Routledge.

  5. Thomas, M. S., & Karmiloff-Smith, A. (2003). Are developmental disorders like cases of adult brain damage? Implications from connectionist modeling. Behavioral and Brain Sciences, 25(6), 727-750.

  6. Whitaker, R. (2010). Anatomy of an Epidemic: Magic Bullets, Psychiatric Drugs, and the Astonishing Rise of Mental Illness in America. Crown Publishers.



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