入る○○がない
2つほど前の記事に入る服が無いことを書いた。
だが入らなくなるのは服だけではない。
知らなくて一生を過ごす方もおられると思うが、なんと肥え過ぎると頭も肥えるのである。
子供の頃から、やたらと周りに「帽子が似合うね」と言われて育った私。
気を良くして高校生くらいの頃には結構な帽子マニアになっていた。
大学生になると原付に乗り出し、ヘルメットを被るのでしばらく帽子と縁のない日々が続き、好みも変わっていったので、次第にあまり被らなくなった。
気付いたのは出産後だった。
2歳の子供と長時間お散歩に行くようになり、帽子がいるな…と昔のシンプルなキャップを被ったら、何かキツい。
おかしいな。帽子って縮むの?
またもや幸せな私である。
しかしさすがに無理があった。
そもそも妊娠出産で医師から十分肥えていると認められ、公園のブランコにお尻が入らないという前代未聞の体験から、自分が肥えている自覚はこの頃ちゃんとあったのである。
でも頭部?頭部に脂肪が付いてサイズが変わったっていうの…?
ええーーー
部分やせ情報は多数あれど、頭部の部分やせとか聞いたことないよ?
っていうか部分だけ痩せてる場合じゃないよ。全部痩せようよ。
まぁ痩せる痩せないは置いといて話を帽子に戻す。
よくあるママ用のハット?あれならどうかと買いに行っても全部ギュッとしてしまう…
なんか違う…
今までどんな帽子でも似合う自信あったのに…
人から外見で褒められることが少ない私には結構ショックだった。
帽子以外には、髪がキレイ、色が白い、声がキレイ
平安貴族ならちょっと都を騒がせられるのでは?と勘違いしてしまいそうな褒めラインナップ。しかし顔やスタイルは決して褒められたりしない。
これが私である。
悲しくもチャームポイントの一つを失ってしまった。
しかして、悲しむより入る帽子を探さないことには、熱中症で倒れてしまう。幼い我が子とまだ離れる訳には行かない。
幸いイオンでLLサイズの帽子が発見され、事なきを得た…が、緩い。今度は緩すぎる…!
規格外の者に世はかくも厳しい。
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