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今年の桜花賞は1着から11着までが0秒5差の大接戦。
着差のとおり、各馬の実力差は大きくない。

というのは間違い。

内前有利馬場での後傾ラップだから、最後まで末脚を伸ばした馬をより上位に評価するのが正解だろう。もちろん、今回が中山2000mなら桜花賞でうまく立ち回った馬を再度評価するべきだが、今の東京芝は差しが決まる馬場。桜花賞で”僅差まで迫られた先行馬”では好走は難しい

桜花賞で差し損ねた、差し届いた馬がこの世代のオークスを好走するとみる。

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◎スターズオンアース

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右にモタれる癖があり、重賞級が相手だとあと一歩足りなかった馬が桜花賞では一変。ノーマルハミ+ビットガードの馬具変更がうまく作用してブレることなく走り、馬群を割る勝負根性も発揮しての戴冠だった。

無題

「桜花賞で初めて関西遠征する関東馬」はパフォーマンスを下げる馬が多いなか、スターズオンアースは勝ち切った。このことも高く評価できる。また、パドックを見る限り馬体に成長が見られ、体幹がしっかりした印象も受ける。これも真っすぐ走れるようになった要因か。よって、今のこの馬ならテン乗りでも大丈夫。イクイノックスで外枠で結果を残している名手ルメール騎手なら難なく乗りこなせるはずだ。成長した馬体と馬具が再び噛み合えば18番枠からでも勝負になる。

○サークルオブライフ

無題

牝馬の国枝厩舎。同厩舎は牡馬セン馬での連戦では成績を落とすが、牝馬なら連戦でも全く問題なし。サークルオブライフ自身、チューリップ賞→桜花賞で着順こそ落としているものの、馬体や気配、精神面の落ち着きまで全てが良化している。この中間の追い切りも雰囲気抜群。桜花賞で外から末脚を伸ばした内容からも◎と並んで高く評価したい。

▲ベルクレスタ
マイル重賞ではスピード負けしている印象。それでも毎回末脚は堅実に伸ばしていて、馬体的にも距離が延びれば上位進出が叶うとみた。須貝厩舎×吉田隼騎手×NFしがらきは先週のソダシと同じ。ステラヴェローチェなど上級条件での好走例も多い。

△ナミュール
阪神JFと桜花賞で本命にした馬。阪神JFで賞金を加算できなかったことで、チューリップ賞で権利を取る必要が出て、結果桜花賞での馬体細化につながった。正直なところ回復は厳しいと思えるが、桜花賞時よりも1週間調整に使える時間が長かったこと、陣営がソフトな調整に徹底していることから得意の東京では末脚を伸ばせてもいい。

△プレサージュリフト
木村厩舎×ノーザンF天栄は間隔があいた方がいい。これを先週ファインルージュの推奨理由としたために強気には推せないものの、放牧効果に期待できる1頭。クイーンCと桜花賞のパドックを見比べると、輸送のぶん桜花賞時は硬さが出ていた。一度天栄でリフレッシュした今回は伸びやかさが改善しているはず。クイーンCの脚は凄かったので東京で改めて。

◎スターズオンアース
○サークルオブライフ
▲ベルクレスタ
△ナミュール
△プレサージュリフト

◎から印への馬連、3連複。

アートハウスは中内田厩舎の連戦&距離延長。GⅠでパフォーマンス向上は望めないか。ウォーターナビレラは器用な馬なので最内枠は魅力。ただ、先述のとおり、桜花賞先行組は府中2400mでは厳しいとみる。本当はピンハイも買いたかったが、調教後の馬体重が前走よりも減っていて今回は390キロ台での出走になりそう。これはさすがに軽すぎる。

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