見出し画像

宝塚記念をタブレット競馬新聞で見ると

IDM(予想値)が83ポイントのイクイノックスが1強ムード。東京でも中山でもドバイでも強いコース不問の馬なので、栗東に滞在しての調整が悪影響を及ぼさない限りは厳しい展開となっても3着は外さないのでは。

放牧先と厩舎の相性がいい「馬名赤字馬」はIDM上位のジャスティンパレスとダノンザキッドが該当。この2頭も高く評価したい。

+-+-+-

阪神11R 宝塚記念

◎ジャスティンパレス
○イクイノックス
△ダノンザキッド、ボッケリーニ、スルーセブンシーズ、ディープボンド


3連複軸2頭流し 5=9-3,4,6,10 (4点×2,500円)

+-+-+-

今年のJRA芝G1は10レースが行われて、5番人気以下の馬が勝ったのは、馬場が渋っていた高松宮記念(不良)とNHKマイルC(稍重)だけ。良馬場濃厚の宝塚記念では実績上位馬が力を発揮するだろう。

また、今年の芝2000m以上のG1は、5レース全てで中5週以上かつ放牧帰りの馬が優勝中。5頭のうち4頭は前走2着以内で、残り1頭は前走が香港だった大阪杯のジャックドールだった。つまり、芝中長距離のG1では「前走国内で崩れた馬が放牧明けでガラリと一変」という激走は起きていない。前走で好走した実績馬がそれなりの出走間隔で出走し、それがいい騎手、いい厩舎、いい育成牧場なら素直に評価すればいい。

杉山晴厩舎は厩舎指数(芝)が134ポイントと抜群で、仕上げ上手でもある。

◎ジャスティンパレスは中7週の前走1着馬。これまでの戦績からも放牧明けは得意としていて、ノーザンFしがらき帰りで大きく馬体を増やした2走前から本格化した印象を受ける。3000m級の近2走で最後まで末脚が持続していて、ゴール前に差しかかっても大きなフットワークが変わっていない。これなら持続力が必要な宝塚記念の舞台は合うはずで、当週の追い切りを見る限りG1激走の反動はない。これまで関東遠征では(0.0.0.3)、関西圏では(5.1.1.0)と地元の競馬では崩れていないので、初めて関西圏のレースを走るイクイノックスに対して地の利を発揮できるとみた。

○イクイノックスは、いい騎手、いい厩舎、いい育成牧場(ノーザンF天栄)。コース不問の馬なので今回は栗東滞在の調整がどうかだけ。追い切りを見る限りでは力を出せると判断した。

△には出世した「安田隆厩舎の馬は追い続けろ」の持論からダノンザキッド、競馬王誌面で勝負強い(前走5着以内かつ中3週以内の成績が優秀な厩舎)と評価した池江厩舎のボッケリーニ、宝塚記念でよく走るノーザンF系育成の好調牝馬スルーセブンシーズ、実績上位のディープボンドを選択。

ノーザンF×牝馬はショウナンパンドラやデニムアンドルビーで得た教訓から押さえたい。

アスクビクターモアは調教でのフットワークが自分好みなのだが、前走時の映像を見返しても普通に状態は良さそうだった。「前走国内で崩れた馬」に該当するので今回も変わってこないかも。人気と相談して無印評価とした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?