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菊花賞をタブレット競馬新聞で見ると

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タブレット競馬新聞_項目説明

近5年で前走1着馬はコントレイルしか勝てておらず、前走1着馬は2着になったのも同年のアリストテレスだけ。昨年、極悪馬場の神戸新聞杯を勝ち切ったステラヴェローチェが本番で結果を残せなかったのが記憶に新しい。

また、セントライト記念勝ち馬も近5年では4頭出て6着が最高と振るわない。コントレイルのように能力差で前哨戦を楽勝するか、タイトルホルダーのように前走で全く力を出さずに終わるのがいいようだ。その点でも、前哨戦では負けている方がいいと考えられる。

菊花賞では余力が大事。

このことを重視して予想を組み立てたい。

今年の菊花賞を能力指数(IDM)で予想するならガイアフォース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスの3頭立て。それにダービー5着のプラダリアを加えればいいだろう。

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ただ、プラダリア以外は前走で強い競馬をし過ぎた印象を受ける。

ガイアフォースはレコードV直後にトライアルを激走した疲労が気になる。権利を取る必要があったレースでアスクビクターモアとデッドヒートしたダメージは多少なりとも残っているはずだ。調教後馬体重が前走比10キロ減なのも気になり、強さは認めつつも余力を重視する今回は評価できない。

アスクビクターモアは前哨戦を馬体増で2着とローテ自体は理想的。余力は十分にあると考えられる。ただ、「地元の関東圏で好走した次走に初めての関西遠征を行う関東馬」というのがどうしても気になる。ガイアフォースに競られたのは誤算だったか予想以上にレースで負担が掛かっているので、当日のパドックを見るまでは強気になれない。

ジャスティンパレスは前走がうまく運べすぎた。楽勝なのでダメージは少ないかもしれないが、それでも強く勝ちすぎたと思える。神戸新聞杯では春よりも抜群に良くなった印象は受けなかったので、外枠なら勝ち切るまではいかないか。

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◎ドゥラドーレス
▲ヴェローナシチー、ボルドグフーシュ、アスクビクターモア
△ガイアフォース、ジャスティンパレス、プラダリア

馬連◎-▲△、3連複◎-▲-△

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◎ドゥラドーレス

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アスクビクターモアの評価を下げておいて、関西圏での実績がない宮田厩舎×NF天栄の関西遠征を評価するなよ!と言われるのは承知の上。一度関西輸送を経験していること、そして毎日杯時も仕上がりには問題がなかったことから状態は整っていると推測した。

美浦トレセンに帰厩したのは10月5日。今回の出走馬の中ではリフレッシュ期間が長く、余力は十分にあると思える。

ビュンとは切れないが着実に末脚を伸ばせる馬で、共同記者会見で横山武騎手が「トビの大きさがとにかくすごい」と評価した走法の持ち主。札幌で馬群の中に閉じ込められながら勝ち切ったのは、走法などを加味すると着差以上の価値がある。体形的にも距離がダメという印象は受けない。

前走でノーズバンドを装着し、今回はハミを替える予定とのことで課題の折り合い面も改善されそう。トビの大きさは長距離戦では大きな武器になるので、マイペースで走れれば3000mでも最後まで末脚を伸ばせるとみた。

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デビュー2戦目でIDM63を記録した素質馬。折り合いさえつけば。

ヴェローナシチー

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前走は↑のコメントにあるとおり。持続力を生かして前々で競馬を進める馬がポジションを取れなかったのが敗因。

前走で力を出せなかった馬なので余力も十分で、今回は先行の鬼・川田騎手に乗り替わり。

当週に自己ベストの村山追切指数を記録するなど上積みにも期待できる。

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▲ボルドグフーシュ

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宮本厩舎は厩舎評価(芝)が110ポイントと高い。

ボルドグフーシュは毎回馬群の外を回って遅れて浮上してくる馬。追走スピードも低いので、中距離では少頭数で競馬が行われるか、前が止まる流れにならないと差し届かない。

その分、長距離適性は高いとみる。

昨年のオーソクレースよりは後ろになると思うが、同じように他馬がバテたところで脚を伸ばしてくれれば。

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