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父の100円市

 今日の朝5時半、さくらんぼを2パック フキを5パック(20本←1パック) 家から道路に出るところに売り場にちょうどいいスペースがある。風があってまだ肌寒かったが父は直感的に売れそうな気がした。売り場を作っていると散歩する女性がおはようと父に声をかけてくれた。60歳くらいの人だった。

 パール柑とみかんを昨年の12月に100円市を開いてから半年ぶり。100円市が開いているという情報は何も伝えなくても家の周りの人がすぐ気づくのが不思議だ。さくらんぼを店にだすと10分から20分ですぐ売れた。とてもきれいで連休前の雨で果物もフキもすぐ大きくなる。すももが親指ぐらいの大きさになっているので楽しみだ。

 さくらんぼとフキが5パック売れて、フキが2パック正午ころ残っていた。近所に病院があるのだけど病院に行く高齢の人が買ってくれる。夕方の17時くらいまで人通りがある。父が明日のフキ100本は朝の10時ごろとった、さくらんぼは明日の朝5時半に収穫する 3パック取ろうと思っている。

 収入 フキ20パック 400本 2000円
    さくらんぼ 25パック 2500円 くらいを予想している。父は無職なので年金以外の収入は100円市だけである。父は100円市で年間5から6万円収入を得る。肥料や消毒に6千円くらい使う。農作業に使う作業着や道具の手入れ、苗代などいろんなお金がかかってトントンくらいになってしまう。でも働いて収入を得ることは嬉しいしなにより周りの人が喜んでくれる。

 春の収入で母と僕と父でうなぎをテイクアウトしようと思っている、楽しみだ。子猫のクマが父がさくらんぼをとっていると側にきてなく。父はクマは頭がいいぞと僕に言う。父は僕の周りにいい風をいつもおこしてくれる。

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