22-23プレミアリーグ順位推移を作成して見えた順位変化とその時起きたこと。
現在tableauのデータセイバー資格取得に挑戦しています。
その中で必要となるパブリックへのviz共有の際に作ったプレミアリーグの順位推移で見えたことをお話しします。
![](https://assets.st-note.com/img/1689495806262-qejChCyTbV.png?width=1200)
※上記を見ながら読んでください。
まずアーセナルから話します。
アーセナルは昨期の5位が嘘のように華麗なスタートダッシュを起こし、32節まで1位をキープし続けます。
しかし、33節でついに2位のマンチェスターシティに追い抜かれました。
このとき何が彼らに起きたのか。それは主力の怪我です。CBのサリバ、RBの富安がミッドウィーク開催のELの同じ試合で怪我をしてしまいます。これまでバックラインの先発をほぼ変えていなかったアーセナルはこの主力2名を失ったことで、大きくバックラインのクオリティを下げることになってしまい、下位チームに対しても失点を許すことになってしまいました。
次に面白い動きをしたのが、アストン・ヴィラです。
世界トップクラスのメンバーをそろえながらも勝ち切れていなかったアストンビラ。11戦で2勝という結果でした。そんなアストン・ヴィラですが15節を境に順位を上げていきます。さて何がその背景にあったか。
それは、ウナイエメリ就任です。昨期から指導していたジェラード監督をついに解任し、リガエスパニョーラのビジャレアルなどで実績を残したウナイエメリ監督が就任することになりました。アーセナルでも指導経験のあるエメリでしたが、その時はあまり良い結果を出せませんでした。しかし、アストン・ヴィラに就任すると、初戦のマンチェスターユナイテッド戦で勝利し、最終順位7位でフィニッシュとなりました。7位か。と見えますが、実はBIG6であるチェルシーやトッテナムよりも高い順位でのフィニッシュとなっています。監督就任だけでもこんなに変わるんですね。
最後にマンチェスターユナイテッドです。
開幕2戦で格下相手に大敗を期したマンチェスターユナイテッドですが、3節から調子を上げ始めます。この時裏側で何があったか。テンハーグ監督が大きな決断をしたのです。それが、クリスティアーノ・ロナウドのベンチ起用です。
あのエースのクリロナをまさかのベンチスタートとし、後半以降で出場させることとしたのです。ここにはクリロナが出ることによる守備力の低下を危惧したという背景があります。その結果、非常に調子が上がり(ラッシュフォードの覚醒もあり)リバプールに勝利するなど結果として3位フィニッシュにまでこぎつけました。
結果として、クリロナは大変怒り、大失言を残し、サウジアラビアへ移籍することとなります。しかし結果としてはよかったのかもしれませんね。w
https://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20221114/1708254.html
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