「クラウドファンディングやりたくない」と思ってしまった。
バンライフが、日常をより豊かにする選択肢の一つになったらいいなと思ってやると決めたクラウドファンディング 。
発表してから3週間くらいがたちましたが、、、
この10日間くらい「クラファンもうやりたくない」と沈んでいました。
はい。完全にイヤイヤ期でした。笑
クラファンをやりたくない。って思った理由は、大きく分けると3つありました。
1つ目が、失敗を恐れていること。
ここ数ヶ月、クラファンを達成した方とお会いする機会が多かった。
ほっさくらさん、ZiZiさん、まさとさん、ゆりえさん(電話でお話しました)など今まで頑張ってきた人たちがどんどんクラファンを達成していくのを見てきた。
そしてみんな言ってくれる優しい一言。
「2人なら達成できるよ!応援するよ!」
本当にそう思って言ってくれていると思ったし嬉しかった。
でも、同時に期待されると無償に怖くなる。(誰もそんな期待してないって頭ではわかってても)
そして、「成功させたい」という情熱よりも「失敗したらどうしよう」っていう不安がどんどん大きくなっていった。
覚悟がなかったんだと思う。
2つ目が、" クラファン色 " にしようとしている自分が嫌。という感情。
夫と一緒にクラファンに向けた準備を進めていく中で感じたこと。
「ん…クラファン達成するために頑張ってないか?」
クラファンが達成しやすいように設計しようとしてる…。
クラファンが達成しやすい表現を使おうとしてる…。
最初に思っていた「バンライフという選択肢を知ってほしい」という気持ちよりも
「どうやったら達成させられるか?」という思いが強くなっていて、そしてそんな会話も増えていった。
これらの感情に気づいた時には、やる気は底辺にまで落ちた。
わたしは感情のコントロールに関してはかなり不器用。思ってないことを口にできない。
好きじゃないものを好きと言えないし、むしろ嫌に対する反応が強い。
思ってないことを口にした瞬間に、顔には「嘘」って書いてあるし、何より自分が自分でイヤになる。
夫に「なんでクラファンやるんやっけ?」と聞く毎日が続いた。
頭の回転が早い夫はわたしの疑問にスラスラと答えてくれたけど、わたしの気持ちは晴れなかった。
そして、3つ目の理由が、" クラウドファンディング "というものに対する疑問があったこと。
「クラファンはお金を集める装置ではない。信用を変換する装置だ。」
なんて言われるようになって、クラウドファンディングという言葉も認められるようになった。
「クラウドファンディングします!」と言っても否定されることはほぼないし、むしろすぐに理解してもらえる。
でも、私自身がまだちゃんと理解できていなかった。
「信用を変換…信用を変換……」って自分に言い聞かせてただけで、実際はちゃんと理解できていなかった。
どこかで ” お金を集める ” という感覚が残っていて、申し訳なさと自分への不信感が強くなってしまう。
理解しようとすればするほど、理解しようとしている自分を客観的に見てしまって余計辛くなる。
いつの間にか2人の会話の中で「クラファン」という言葉は消えていった。
クラファンを開始する前からこんなnoteを書くことがおかしいかもしれないけど、
この葛藤を言葉に変えて、伝えられたときに、一番エネルギーがうまれる。
だから、これは自分自身のために書いています。
わたしが悩みきって戻ってきたとき、
いつもタビワライフを支えてくれるLINEグループのみんなに正直に話したら、こんな返事が返ってきた。
「涼ちゃんがやだーってなってから舞い戻ってきた時が一番最強だと思う笑」って。
自分の情けなさを見せたときに、優しく笑ってくれる人が近くにいることに何よりも勇気をもらった。
そして、今まで悩んでいた感情がス〜っと抜けていった。
「このいつも応援してくれている人たちと一緒に達成したい。」って思えた。
「応援してほしい」
今はこの感情が一番大きい。
本当は「世の中に貢献したい」とか「社会の○○を変えたい」とかの方が響きがいいのかもしれない。
でも、本気で思っていないと、そこに情熱がないと、絶対に壁にぶち当たる。
情熱がないと、
いざ壁にぶつかったときに、踏ん張れないし、立ち上がれないんだと思う。結果、自分たちを苦しめる。
応援したくない人に応援してほしいわけではなく、
応援してもいいよ!応援するよ!
という人たちと一緒にストーリーを作っていきたい。
私たちの未来に、私たちが作るバンの未来に、おもしろいなと思ってくれる人に応援してほしい。
その思いが一番強い。
「近くにいてくれる人、応援してくれる人と一緒に達成したい。」
そう思えたときにクラファンをすること、応援してもらうことへの違和感が消えた。
クラファンに対する違和感は、難しく考えすぎてたけど
「嘘をつかない。背伸びしない。」
この2つが解決してくれた。
そして、「失敗」に対する恐れももうない。
クラファンのことだけを考えると、達成・未達成はあるのかもしれないけど、逆にそこは考えなくなった。
やるならとことんやって、達成しなかったとしても、必ずストーリーは完成させる。
一番そこに魅力を感じる。
こんな風に、私がひとりで葛藤している中、夫はモクモクと準備を進めてくれていました。
「起爆剤(私のこと)がいないとおもしろくない」と笑っていらっしゃいます。(ありがたい)
クラファンのページも間もなく完成予定です。
感情の起伏が少なく淡々とやる夫と、感情の浮き沈みの激しい私を「だから2人は相性がいい」と笑ってくれる仲間たちと一緒に楽しみたいと思います。
私たちの未来に、私たちのバンの未来に、そしてバンライフの未来に、
応援してもいいよ!という方、ぜひ応援してほしいです。
よろしくお願いします!🌱
涼🌱*.·
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