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ドトールコーヒーの「勝つか死ぬか」の創業記

読書して満足して終わって、何も学ばなかったら意味がないので、#読書アウトプット として、特に学びになった3つのことを紹介していきます。

ドトールコーヒーは

一杯のコーヒーを通じて、人々に安らぎと活力を与えるのが喫茶店の使命

であると考えて、事業を展開しています。

そんな背景があったとは全く知ることがなく、ドトールコーヒーの良さをはじめて知りました。今日はそんな「ドトールコーヒーの創業記」について、紹介します。

■3つの学び

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こちらの本は、ドトールの創業者である鳥羽博道さんがいかにドトールコーヒーを生み出し、成長させてきたのか、という背景を知ることができる本です。

以下の3つの事業を作るうえでの重要だと思われることを学ばせていただきました。

・覚悟すれば人間は強い
・夢や事業への想い(理念、ビジョン)の重要性
・徹底的な顧客第一主義

それでは、この3つについて、本で書かれていた内容とともに、重要だと思ったポイントをまとめていきます。

ー覚悟すれば人間は強い

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なぜ、ドトールコーヒーを成功させることができたか、というのは「こうなりたいと思ったから、念じ続けて努力し続けた」というのがポイントだったようです。

松下幸之助さんも、以下のようなことを言っているので、本当に大事なことだと改めて感じました。

「成功するにはコツがある。それは成功するまでやめないことだ。」


事業をやる中で、「明日潰れるかもしれない…」と押しつぶされそうになっていた時期があったのですが、

「明日潰れてもいい。今日一日体力が続く限り全力で行こう」

と覚悟を決めたら、楽になったそうです。

私自身も、部活をしていた時に、うまくいかないことが多くて「自分が必要とされていないのではないか…」とスランプに陥ったことがありました。そのとき、やめようかすごく悩んだのですが、続ける覚悟を決めた瞬間、気持ちが楽になりました。

部活も仕事も通じるところがありますね。


覚悟を決めた人間は、逆境に追いやられたときに逃げずに自分を奮い立たせることができます。

逆境で自分がつぶれていく人とは、大きな違いになると、鳥羽さんも言っていました。


人間は「楽をしたがる生き物」です。そのため、ちょっとうまく生き始めて、気を抜いたら、思いあがって不遜な態度をとってしまうことがあると思いますが、目指すべきものへの覚悟があれば、自分を鑑みることができます。


結果が出ない努力や本気、真剣さというものは意味がないのです。結果が出るまで、やり続けるには覚悟が必要であるということが、読んでいて伝わってきました。


以上のように、「覚悟すれば人間は強い」というポイントが重要であると、改めて強く思いました。


ー夢や事業への想いの重要性

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ドトールコーヒーを創業してから、ドイツやほかの国から、ドトールよりも安くコーヒーを提供する会社が現れたそうです。

そのとき、結局ドトールだけが生き残ったのですが、それは

「最初に正しい願いやポリシーを持ったからこそ」

であると、ありました。

お客さんは、「儲け目的なのか」「一杯のコーヒーを通じて、人々に安らぎと活力を与えることが目的なのか」鋭く感じ分けると言います。

そのため、儲け目的で参入してきた競合は、潰れていったのでしょう。


また、夢や目標が大事な理由として、それによって勝負に対する取り組み方、真剣さ、熱意が変わってくると言います。

確かに、何を目指すかで、やるべきことは大きく変わってきますので、仕事する上で夢や目標を設定することは重要ですよね。


さらに目的があることで、モノの見え方や感じ方が大きく変わります。鳥羽さんは、コーヒー文化を学ぶためにヨーロッパに行ったために、喫茶店の店員の態度や、コーヒーを飲んでいる人の特徴など、気にしなければ気が付かないことにも気が付くことができました。

目的なく見ているものは、結局何も見えていないんです。


最後に、理想がなくなったときに人間は創作意欲を失ってしまうそうです。

確かに何の目的もない休日は、だらだらと無駄な時間を過ごしてしまっていることが多い気がします。

どんな自分になりたいのか、何を成し遂げたいのか、理想があれば、時間の使い方は大きく変わってきますからね。


以上のように、「夢や事業への想い」は非常に重要なものであると再認識しました。

4月から社会人1年目なのですが、

1年目の目標は社内のマーケティングの賞を取ること

これを目指して、日々努力を積み重ねていきたいと思います。


ー徹底的な顧客第一主義

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最後は「顧客第一主義」についてです。

ドトールコーヒーのコーヒーの値段が安い理由は「顧客第一主義」からきています。自分の利益ではなく、お客様がどの値段だったら嬉しいのか、ということを考えて、値段を決めています。

ドトールコーヒー創業当時は、不況などでサラリーマンの可処分所得が少なくなっている時代で、コーヒー一杯でも払うのが惜しいような時代でした。そのため、財布に優しい150円という値段で提供して、おいしいコーヒーで安らぎと活力を与えたい、という思いで安くしたのです。

これが、「顧客第一主義」というものか、と少し理解できた気がします。


■最後に

・覚悟すれば人間は強い
・夢や事業への想い(理念、ビジョン)の重要性
・徹底的な顧客第一主義

ということで、以上の3つがドトールコーヒー「勝つか潰れるか」の創業記から、学んだことです。

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