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マーケティング関連本まとめ

コロナの影響で、研修が全てリモートとなっていて、インプットの量が減ってしまっている気がしています。なので、最近はずっとマーケティング関連の本を読んで、全体像を掴むとともに、各機能の本質的な要素や重要そうなテクニックを学ぶことに注力しています。

細かいテクニックなどの紹介は難しいので、簡単にどんな内容が描かれているのか、を紹介していければと思います。

■簡単なマッピング


マーケティング関連の本.002

CMや電車広告からWebマーケテォングまで、網羅的に書かれているものから、SEOやCM系の広告に特化したものまで、いろいろな本を読みました。

また、細かいテクニックについて書いてあるもの、本質的な内容に触れているもの、マインドセットに触れているもの、など内容も多岐に渡ります。

■シングル&シンプルマーケティング

マーケティングの時代の流れに触れながら、今の社会に求めらえるマーケティングの考え方を説明している本です。割と本質的な内容なのかなと思いました。

網羅というほど、様々なマーケティング手法に触れているわけではなく、またある機能に特化した内容でもないです。

具体的な学びについては、他の記事にまとめてあるので、こちらをご覧ください↓


■10年使えるSEOの教科書

SEOの本質的な内容に特化した本です。本質的な内容に沿って、具体的なテクニックもいくつか紹介してありますが、私的には「SEOで何を意識すべきか」という本質を知ることができたという点が良かったところです。

すぐ読めるので、SEOに携わる前に読むのをおすすめします。

■いちばんやさしい新しいSEOの教本

簡単なSEOに関する説明から、具体的にサイトを作るときに何をすべきかというテクニックまで詳細に書いてあります。

「10年使えるSEOの基本」をさくっと読んで、こちらの本で具体的なテクニックを学ぶのがいいかなと思いました。

1年ほど前にブログを作ったのですが、そのときにSEOに関する本を一切読まずにスタートしました。今思えば、「守・破・離」というものに倣って、本を読んでおくべきでした。SEOを担当する人は、この本を読みながら、実践していくとSEOに関する知識や技術が身につくと思いますので、ぜひ読んでみてください。

こちらにもSEOの本質である

「訪問者のニーズ」を知っていていいサイトを長く続けること

について言及しているため、「いちばんやさしい新しいSEOの教本」を読むのもありかなと思います。


■ある広告人の告白

現代広告人の父と言われるディビッド・オグルヴィの本です。

以下のような内容で、

・広告マンとしての心構え・マインドセット
・クライアント獲得の秘訣
・クライアントとの関係を存続させる秘訣
・成功する広告キャンペーンの特徴

割とCM広告に特化しています。具体的なテクニックに触れたり、広告人としての本質的な考え方に触れたり、色々と学ぶところはありました。

マインドセット的な部分は、今すぐにでも実践できますが、テクニックは使う場面が今すぐ来ないので、正直記憶に残っている部分は少ないです。

「顧客との関係構築」や「関係の存続」、そして「広告作り」と広告代理店が行う広告の全体像を知るという意味では、学びになったかなと思います。
広告代理店志望の学生は、読んでおいて損はないかなと思います。

■広告の基本

この本は、「ある広告人の告白」以上に広告代理店向けの内容で、若干自社製品・サービスを扱うマーケターとは異なる内容だったかなと思います。

「ある広告人の告白」とは違って、CM以外の広告手段「新聞」「交通系広告」「Web広告」など網羅的に紹介してくれたため、マーケティング手法の全体感を掴むのに役立ちました。

広告に求められる力として

広告主の課題やその商品が持っている課題を解決するために何が有効なのか、戦略を立案する能力

を挙げていました。多くのマーケティング手法があるので、それを目的に合わせて取捨選択するのが、マーケターの仕事ですね。

■トラクション

広告主、事業責任者の目線で行うマーケティングの全体像と、それぞれのトラフィックでの詳細について、知ることができる本です。

成果を出したスタートアップの事例をもとに選んだマーケティング手法について説明しているため、「広告の基本」よりも学びになる内容でした。

各トラフィックでは、テクニックというよりは、トラフィックの目的やざっくりとした使い方にフォーカスしていて、表面的なテクニックの学びではなく、本質的な学びができると思います。

この本では、

トラフィックとは、成長する兆し

であると述べられていて、トラクションを追い求める企業こそがスタートアップを言及していました。スタートアップという言葉を軽々しく使ってはいけないな、と思いました。

企業がどう「成長する兆し」を掴むのか
どういったトラフィックが「成長する兆し」を生むのか

といった興味深い内容が書かれているので、おすすめです。

■最後に

今回は、最近読んだマーケティング関連の本について、簡単にまとめてみました。目的に合わせて本を選んでもらえればと思います。

マーケティングトレースや読書アウトプットはいかがでしたか?少しでも「いいな」と思ったら、缶コーヒー1本分ぐらいサポートしていただけると嬉しいです!