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FIREした理由①自己紹介を兼ねて
はじめまして 自己紹介
私は昨年2023年に、50歳を前にしてFIREしました。
FIREについてはご存じの方も多いと思いますが、Financial Independence, Retire Earlyの略で、私の場合サラリーマンだったので、会社を辞めて早期リタイアするということです。
ここ数年FIREする人が増えており、一種の流行になっているような感がありますが、私の場合はもともと50歳を過ぎたら会社を辞めたいと考えていたので、必ずしも流行に乗ったというわけではありません。
しかし、実際にFIREするにあたって、色々な本を読んだり、他の方のFIREの事例をブログなどで見たりしてとても参考になりました。
私の場合は少し特殊な面もありますが、FIREを考えている方に参考になるのではないかと思い、FIREまでの道のりを書いていきたいと思います。
簡単なプロフィール
・性別 男
・年齢 あと少しで50歳
・居住地 首都圏のとある町
・出身地 東北地方の小さな町
・家族 一人暮らし(独身)、実家には両親が健在
・職業 現在自由業、前職はサラリーマン(事務職)
・趣味 旅行(国内、海外)、読書
FIREまでの経歴(大学まで)
私は東北地方の古くて小さな町で生まれ育ちました。
3人兄弟の真ん中で、次男という気楽な身分だったので、両親からそこまで大きな期待をかけられず、割と自由に成長したと思います。
高校までは地元の公立校に通いましたが、田舎町から出てみたいと思いが強くなり、大学受験を目指しました。
両親としては、地元の大学に進学し、地元に残ってもらいたいという願望があったようですが、退屈な田舎町で一生暮らすという気にはなれませんでした。
経済的な理由もあり、私立大学はダメと言われたので、大都市にある国立大学を目指して探すと、東京にある某国立大学ならばギリギリ入れるのではないかと思い受験することに。
ただ、予備校にも塾にも通っておらず、高校でもこれといった受験対策をしていなかったので、参考書だけを頼りの自己学習でした。
同じ大学、学部の前期日程と後期日程を受けたのですが、前期日程では見事に撃沈し不合格。
やはり、予備校や塾にも通わず、専門の指導を受けない自己学習だけでは限界があると痛感しました。
後期日程は募集枠が少ないので、どうせだめだろうと思って破れかぶれで受けたところ、どういう訳か小論文がスラスラと書けました。
小論文の書き方も専門的に習ったわけではないですが、もともと読書が好きで、理屈っぽく考えるのも得意だったということもあり、出題がツボにはまったようです。
他の科目はいまいちの出来でしたが、小論文が功を奏したのか、奇跡的に現役で合格することが出来ました。
「プチうつ状態」に
ただ、その時の受験のストレスがたたり、精神的に病んでしまいました。
当時、30年ほど前になりますが、今ほどメンタルヘルスに関する社会の理解が無く、私も病院やカウンセラーに行くという発想はありませんでした。
今振り返ってみると、恐らく「うつ状態」と言われる精神状態だったと思います。
大学合格後、慌ただしく田舎町から東京に引っ越して一人暮らしを始めました。
慣れない環境での生活をスタートしたせいもあってか、「うつ状態」は数か月ほど続きました。
大学生活のスタートからつまずいてしまった感がありますが、症状は徐々に軽快し、夏ごろになると何とか普通に大学生活を送ることが出来るようになりました。
しかし、社会人になってからも、ストレスがかかると、この「うつ状態」が時々ぶり返すことがありました。
ただ、長期で休むほどのことは無く、医師やカウンセラーを受診したり、薬を飲んだりするほど深刻ではありませんでした。
今振り返ってみると、この「うつ状態」を経験したことが、後に私がFIREを目指す大きなきっかけになったと考えています。
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