webライターがクリエイター向けlighting講座を受けたワケ
こんにちは、おり子です。
本日(2020年9月24日)、ライティングのテスト講座を受講してきました。
ライティングってwriteじゃないですよ、lightです。書くんじゃなくて照明のほう。クリエイターさん向けの講座です。
私はwebライターです。書く仕事をしています。文字の世界に生きていて、クリエイトとか魅せるとか見せるとかミセルというのは、まあ畑違いなんですけれども。
でも受講したのは、講師の方のプレゼンが好きだから。
世界の中心で、リスペクトを叫びたいんだ!
講師はこの方
シモカタ セイジさん
上の記事と重複しますが、私がシモカタさんを知ったのは、ランサーズ主催の勉強会でのことです。
その勉強会では毎週オンラインセミナーが開講され、シモカタさんはその講師でした。
初めて受講したときも大きな衝撃だったのですが、その辺りの詳しい話は上の記事をご参照ください。
で。
私はオンラインセミナーなど、いつもノートに手書きで書き写したりまとめたりします。
ランサーズのブートキャンプのオンラインセミナーは、すべて動画として残っていて、何度も見返しながらノートをまとめました。
私は基本的に、“授業”が嫌いです。退屈。動きたい。旅に出たい。人の話を聞くのも苦手。私も話したいんじゃ!
ところがシモカタさんのセミナー動画は、どういうわけか嫌にならない。
ううむ、なぜだろう?
自分の興味ある分野のセミナーだから?
いやごめんなさい、「セルフブランディング」とかもうほんと興味なかったです、ハイ。
でも楽しく話聞けちゃうんだよなぁ。
なんで?
と思っていたときにTwitterで見かけたシモカタさんのツイート。
「照明のテスト講座します!ぜひ」
運命やん。
畑違いでも「おもしろい」と感じる
私は最近、いろんなセミナーを受講しています。
語弊を恐れずに言えば、退屈だなぁと早送りでみてしまうセミナー動画も多々あります(講師の方を悪く言っているんじゃないです、私の堪え性の無さを感じてもらいたいのです)。
今日のシモカタさんの講座テーマは、照明。
わからない点があればなんでも質問してくださいね!
というシモカタさんに、
さすがに、ショウメイって何をショウメイするんですか、とは聞けないよなぁ
と思う私。
最初は、「ちょっと畑違いすぎて、さすがに今日は飽きちゃうかもしれないなぁ」と思ったのですが、
めっちゃおもろい。
光の当て方だけでこんなに印象って変わるのか!
同じ人だよね?
超クールでかっこいいスタイリッシュ美人が、
ほんわか優しい母性を感じる女性に変わる。
すっごい!
シモカタさんの「かかわりしろ」
他の参加者さんがシモカタさんの説明をメモっている傍らで、私はシモカタさんの「説明の仕方」をメモっていました。
まず、今日のテーマについて、参加者のイメージや意見をざっくりと質問する。
参加者の答えをピックアップしたうえで、質問に対する、シモカタさんの「答え」を述べる。
「答え」の理由を説明する。
実演して見せることで、「答え」を裏付け、深く説明する糸口にする。
今どういう状態なのか、
次に何をするのか、
結果どうなったのか、
を順序だてて説明されるので、オンラインでの説明でもわかりやすい。
段階ごとにカメラのアングルを切り替えていくので、
次はどうなるんだろう、と引き込まれる。
専門用語は都度解説してくれるし、
専門用語で話した道具を毎度「これですー」と映してくれる。
ほかにもいろいろあるけれど、いちばんは、
コメントにすぐ反応してくれる、笑ってくれる、冗談を言ってくれる。
オンラインセミナーを受けているのに、話ながら講義を受けているような気分になる。
そのリアクションの仕方は、砕けすぎず、“セミナー”の形を保ちながら、でも話しかけやすそう、もっと質問したい、ちょっと冗談を言っても大丈夫そう、と思わせる。
シモカタさんには、大きな「かかわりしろ」があるんだ、と思います。
「かかわりしろ」というのは、“関わるための余白”です。
(詳しくはこちら→かかわりしろを考える)
あまりにも完璧すぎる人や、人の意見を全く聞かない人には、「かかわりしろ」がありません。
シモカタさんには大きなかかわりしろがあって、セミナーを聞いているうちに、「もっと関わりたい(質問したい、聞きたい)」と思うだなぁ、と思います。
今日の記事、「思います」ばっかりだな。
プレゼンは、webライティングに活きるのでは説
冒頭でも言いましたが、私はライターです。書く方のwriteをしています。
webライターの仕事では、いかに読者の興味をひきつけ、わかりやすく説明するかが大切です。
シモカタさんのプレゼンは、興味のない私でも「おもしろい」と感じ、気づかないうちに1時間経っています。
これはライティングに置き換えると、読者が何のストレスも感じないまま記事の最後まで読んでくれた状態です。
ライターなら、これがどれほど素晴らしいことかわかるでしょ!!
もちろん、プレゼンでは声の調子や話すテンポ、映像など、文字だけでは補えない部分もたくさんあるので、全部が全部「活かせる」とは思っていませんが。
「次は影を消す光の当て方をしますね」と、次に何をやるのか伝え、
「影を消すには~します」と、次の章は結論から始める。
そして、実際にやって見せ、「結論」を裏付けする。
これ、ライティングに応用できるなぁ。
そして、記事に読者との「かかわりしろ」を持たせることができたら、もっと読みたいと思ってもらえるんじゃなかろうか。
うへへへへ。
おわりに
シモカタさんの「講座の意図」や、他の参加者さんと大きくかけ離れた目的で参加してしまって、申し訳ないと思っています。
シモカタさんについてあれこれ書いていますが、私はシモカタさんのオンラインセミナーを2回受講したのみの“にわか”です。
にも関わらず、リスペクトが募っていて、世界の中心でリスペクトを叫びたくなっていますが、
さすがにうざがられそうなので、noteの片隅でそっと叫びます。
それはそれで、ちょっとヤンデレ感あってこわいな。