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【かかわりしろを考える】アラサー(ほぼ)ニートでも起業したい

こんにちは、おり子です。

現在、地元・福島県郡山市でプチ起業を企てており、郡山市が行っている起業や新規事業立ち上げ支援「スモスタ」に応募すべく、オンラインセミナーを受講してレポートを書いています。

これは、第1回オンラインセミナー『やりたいことを周りに理解してもらい仲間を増やそう』について、4つめの記事です。

講師は「株式会社エフライフ」の小笠原隼人さんです。

当セミナーでは、小笠原さんの実体験を例にしながら、「やりたいことを周りに理解してもらい、仲間を増やすにはどうしたらいいのか」についてお話されています。

結論は「仲間にしたい相手に、5つのwhyを伝える」ことです。

「5つのwhy」とは、

①なぜ、あなたはそれをやりたいんですか?
②なぜ、それは地域/社会/世の中に必要なんですか?
③なぜ、それは(他の誰でもなく)あなたならできるのですか?
④なぜ、それをするために私(仲間にしたい相手)が必要なんですか?
⑤なぜ、それを私(仲間にしたい相手)はやりたくなるのですか?

今日は④について、考えていきます!

【かかわりしろ】④なぜ、それをするために私が必要なんですか?

よっつめの「why」は、「なんで、私が必要なの?」ということ。

言い換えると、「何を伝えれば、“この人がこれをやり遂げるには自分が必要だ”と相手に思ってもらえるか」という議題です。

ここまで3つの記事を通して、小笠原さんの講義内容を考えてきました。

【動機】①「そういう理由でやりたいんですね」
【社会的ニーズ】②「それがあったら地域とか社会が良くなりそうですね」
【実現可能性】③「それだったらあなたできそうですね」

ここまで相手に伝えて、「じゃ、がんばってください」にならないために。

小笠原さんは、相手に“この人がこれをやり遂げるには自分が必要だ”と思ってもらうために効果的な要素として、以下の2つを挙げています。

⑴弱みや足りないところを共有して相手との補完関係を成立させる
⑵具体的な「かかわりしろ」を作り、参加をしやすくする

⑴弱みや足りないところを共有して相手との補完関係を成立させる

人類補完計画!!

つまり、「自分が得意で相手が苦手なこと」や「自分が苦手で相手が得意なこと」をお互いに補強し合う関係を築く、ということです。

何が得意なのか、何が苦手なのかがお互いの間で明確だと、補完関係が成立し、やりたいことをする上で相手が必要であると伝えることができます。

私の苦手なことは、計算、計画。

得意なことは発案、実行力、おしゃべり。

これを読んでいるそこのあなた!私と補完関係結びませんか!

⑵具体的な「かかわりしろ」を作り、参加をしやすくする

「かかわりしろ」とは、関わるための余白です。

「関わりたい」と思っても、どこから関わっていいのかわからなかったり、自分がいなくても大丈夫そう、この人は完璧そう、と思われたりすると「かかわりしろ」がない状態になってしまいます。

すでに役割分担が完全に決まっているプロジェクトや、リーダーがすべてを決めるプロジェクトは「かかわりしろ」がありません。

外部の協力が必要な領域をあえて「かかわりしろ」として用意することで、外部の人は「必要とされている」という感覚を感じられます。