【しあわせの軸を見つける練習】アラサー(ほぼ)ニートの『しあわせポイントノート』のススメ
こんにちは、おり子です。
最近、『しあわせポイントノート』をつけています。
✔自分の好きなことを見つけるため
✔自分のやりたいことを見つけるため
✔自己肯定感を高めるため
大きな目的はだいたいそんな感じですが、
付け方は簡単。
まず、朝に一日の予定を立てます。
大切にしているのは「ささーっと書く」こと。私の場合、じっくり書いても完璧に遂行するのは無理なんです。あれこれ気になって、しょっちゅう手が止まったり考え事を始めちゃったり。かと思えば自分でも驚くほどの集中力を発揮して時間があっという間に過ぎてしまったり。
今は自分の「できない」ところも受け入れられるようになったけど、以前は「完璧でなくちゃ」「自分はできるんだ」と思い込んでいて、計画をじっくり考えては遂行できず、自己嫌悪とよくわからないイライラに襲われていました。
このノートは、自己肯定感を高めるため、自分の気持ちや好きなものと向き合うために書いているものなので、嫌な気持ちになるとわかっていることはしません。
ささーっと書く。最初からちゃんとできなくてもいい。だんだんと、自分のちょうどいい、やりやすい時間割がわかるようになっていく。
フリーランスの毎日は、自分の時間割を自分で自由に決められます。その自由さは、フリーランスの最大の特権だと思うのです。
朝、辛い思いをして起きなくていい。
昼、眠気で動かない頭で書類を作らなくていい。
夜、やっと頭がさえてきたときに、明日を気にして寝なくていい。
自分にとっていちばん心地よい、やりやすい時間割をつくっていく、今はまだ最初の段階です。
最初の2日間ほど、空いているところに「今日のタスク」を書いてみたりもしたのですが、「タスク」とか「やること」って文字を見ると、やりたくなくなって結局手を付けず、別の仕事がはかどるという現象が起きるので止めました。
やりたい仕事を気の向くままにこなせる。それもフリーランスの特権です。
守らなければいけない期日も、もちろんあります。最近気づいたのですが、私は一ヵ月間のカレンダーに期日を書いておけばそれで大丈夫なようなのです。例えば、旅行系の記事4つの締め切りが9月30日なら、カレンダーの9月30日のところに「旅行④」と書いておけばOK。「30日までに4つだから1週間に1つで、ということは構成を2日間で終わらせて…」と予定を立てる必要はないんです。期日が近づくと「んー、やるかぁ」と動けるんです。あくまで、私の場合は、です。
さて。
一日の予定をささーっと書いたら、折々にやったことを書き込んでいきます。
ちなみに、今日の今のところの経過はこんな感じ ↓↓↓
シャーペンで書き込んであるところが、実際に行ったことです。
右端の、加工して読めないようにしてあるところはクライアントさんの名前が書かれています。仕事をした時間です。
みどり色の斜線が入っているところは、なんとなく心に引っ掛かりのあった時間です。その引っ掛かりは、ポジティブでもネガティブでも、なんとなくでもいい。
時間割に書き込んでいるのは、実際の「やったこと」。
それに対して、なんで嬉しかったのかな、なんで悲しかったのかな、なんでもやもやするのかな、と考えるのは別ページで。
↓↓↓ これは、きのうの「気持ちを考えるページ」。
久々に連絡した友達とのやりとりについて書いています。
なんか嬉しかった。なんかどきどきする。なんでだろう。
私はけっこう雑で、女子力は限りなくゼロに近い。一方で友達は、とってもおしゃれでかなり女子力が高い。ざーざーと自分の話をするのが好きな私と聞き上手な友達。
もともとは「新しいヘアオイルなにかおすすめ教えてほしい」というLINEだったのですが、自分の気持ちと向き合ってみると、友達の返事の仕方に対して「いいな」と感じていて、人付き合いが苦手な自分が友達にちゃんと連絡を取れたという喜びがある、と気づきました。
そして、この「気持ちの中身」によって、その日の出来事に「しあわせポイント」を付けていきます。
ポイントの付け方に明確な決まりはありません。
ひとつの出来事に対するMAXは10ポイント。基本は1ポイントか、嬉しいとはっきり感じたときは2ポイント、そんな感じ。
↓↓↓ こんな感じで付けています。
この日は嬉しいことがたくさんあったので、29ポイント!今までの最高値です。うふふ。
それから、「ありがとうポイント」も付けています。これは数値化はしていません。
恥ずかしながら、私は家族に対してコンプレックスがありまして。
コロナを機に実家に戻ったのですが、このコンプレックスを解消していきたいなぁ、と常々思っていました。
「ありがとうポイント」は、主に家族に対するものです。直接何かをしてもらったときだけでなく、「あ、ここ、お母さん掃除したんだな」とか「お母さんの育てた朝顔、きれいだなぁ」とか「お父さんは今日も職場で戦ってきたんだなぁ」とか「庭の木、お父さん剪定したら見栄えするなぁ」とか。
それを「ありがとうポイント」欄に書いていきます。
コンプレックスは、そう簡単にはなくなりません。人の性格も、簡単には変わりません。私の短気やアダルトチルドレン的思考回路も、まだまだ根強くあります。
そういうわけですから、まして一緒に暮らしていれば、フラストレーションが一瞬にして爆発しそうになることもあります。
母や父からの頼まれ事に対して「今仕事ノッてきてるのに!」と思ってしまうこともあります。
そんなとき、「ありがとうポイント」を眺めます。
私だってバカじゃありません。「ありがとうポイント」は最近になって付け始めたものだけど、母も父も、私がこんなポイントを付け始めるずっとずっとずっと前から、目には見えないいろんなことを、私のために費やしてくれたこと、私にくれたことくらいわかります。
「ありがとうポイント」は、私がそういう当たり前を思い出すのに必要なものなのです。こんなものを付けていないと人に感謝できないっていうのも、心が狭いなぁと苦笑してしまいますが、このポイントが思い出させてくれる気持ちは、私の自己肯定感や幸福感を高めてくれるから、これからも続けていくつもりです。
このノートを付け始めて、時間による自分の集中力の変化にも気づきました。
朝は気持ちはスッキリしていて、掃除や洗濯はノリノリだけど、物書きするには気分が乗らない。集中力も続かない。朝ごはんがおいしい。ラジオ体操が気持ちいい。朝の匂いが好き。季節の匂いも強い。私、においフェチ。
昼は眠くなる。とにかく眠い。ただただチョコレートを食べたい。お昼ごはんはあまり食べる気にはならない。
夜になるとスイッチが入る。文章を書くために脳がむくむくと動き始めるのを感じるし、気持ちもノリます。文章も浮かぶし、浮かばないときは辞書を引く元気もあります。
この集中力のサイクルに、夕方から夜にかけて、母と家事をする時間、父と話をする時間を加えたら、いい時間割になりそうです。
最後に、この『しあわせポイントノート』を作るに至った経緯と言いますか、参考になったみなさんとの出会いを。
まず、noteフェスで聞いた、坂口さん×有賀さんの話の中で、坂口さんが朝に一日の予定を立てているという話。↓↓↓
次に、自分の好きなテーマでプレゼンをする、オンラインプレゼン大会に参加したときに聞いた、「自分を愛する言葉のススメ」。これで、自分の気持ちと向き合う方法がわかりました。↓↓↓
最後に、ランサーズが主催している勉強会での講義で、セルフブランディングの方法を聞き、自分の好きなものの見つけ方や、どんな気持ちと向き合うべきか、自分のしあわせを作るにはどうしたらいいのかが見えました。
まだまだ始めたばかりの『しあわせポイントノート』。これからどうなっていくか、もしかしたら途中でやめてしまうかもしれません。やめたほうが自己肯定感を高めるなら、やめるでしょう。
アラサーでほぼニートですが、自分で自分のしあわせをつくっていきます。