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Tabio Cotton Vol.9 紡績工場へ Part 2

第2回目はロープ状から完成の糸になるまでとなります。

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写真では分かりづらいかもしれませんが、この状態でもはっきりとシルクのような光沢感があらわれています。触感としてはフワフワよりしっとりモッチリです。繊維長が長くなると光沢が出てくると聞いてましたが光の当たり方によってはシルクのような光沢が出てます。

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直径4センチメートルのロープ程度の太さからいくつもの機械を使って細い糸に仕上げていきます。一定の温度・湿度に保たれた室内にはいくつもの巨大な機械が整然と立ち並び無人に近い状態で稼働していました。

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コーンといわれる巻き芯に糸を巻いていくことで出来上がりますが、染色されていない生糸の状態となります。実際に靴下を製造する際には染色された糸を使うことになりますので、この糸を染色する工程が別途発生します。(染色工程は国内にある別の染色工場様にお願いしています。)ざっと工程をなぞってきましたが各工程ごとに国内生産ならではの細やかな配慮が行き届いています。

Part1で紹介した繊維を揃える作業の1つをとっても海外では生産効率を優先するために機械は高速回転となります。そうなると綿繊維が引きちぎられ繊維長が短くなったり、傷がつくことになるので最終の糸となった際に切れやすいであったり摩耗に弱いであったりとなります。ナイガイテキスタイル様にはTabioCottonの特徴である長い繊維長を活かすため、ゆっくり丁寧に工程を行っていただくことで長い繊維長を維持した糸になっています。

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