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Tabio Cotton Vol.11 収穫。

冬の到来を告げるかの如く朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
綿花畑のある奈良県広陵町は奈良盆地のせいか寒暖差が大きく朝晩の冷え込みは厳しく感じます。もっと寒くなると紅葉が進み葉が落ちてコットンボールの摘み取り作業がやりやすくなるのですがまだ、一部の葉が枯れてきた程度でとまっています。
コットンボールの摘み取りは、1回の作業で完了できると良いのですが1本の苗木でも少しずつコットンボールへと成長するため何度も摘み取り作業を行う必要があります。来年2月ごろまで続くでしょうか。

■.作業風景
シルバー人材の皆さんにお手伝い頂き摘み取りを行っています。
中腰での作業は腰がとても辛いです。
自動で摘み取ってくれるドローンとか無いですかね?
2年ほど前に食べごろになったキュウリを収穫してくれるロボットをテレビで観ましたが摘み取りロボット作れないですかね。枯葉剤をつかった収穫を行う国もありますが人体への健康被害や土壌汚染など環境への影響は計り知れません。TabioCottonは完全無農薬で栽培をおこなっております。

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■.手摘み
手摘みのメリットは人の目で品質の良いコットンボールだけを収穫できるところにあります。
機械での摘み取りでは生育不良や色の良くないもの更に葉や茎なども混ざって収穫してしまうので品質面を考えると手摘みが勝ります。

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■.天日干し
手摘みしたコットンボールを広げ乾燥させます。
摘み取ってすぐのコットンボールは湿っており種子部分も乾燥させないとカビの原因となるためしっかりと乾燥させます。
朝に広げ、夕方までに取り込む作業を何度も行いしっかりと乾燥させます。
あわせて、広げ作業時に生育不良のものや色の良くないもの、葉クズなどの不純物の除去もあわせて行います。

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