コロナはアパレルの息の根を止めるのか

コロナウィルスが猛威を振るい、収束の糸口すら見えていない中で、日本でもこれから千人規模の感染者が出てくるのは避けられないだろう。

まぁ、それに対してとやかく言うつもりは毛頭に無いが、このコロナで間違いなく影響をアパレルは受けるであろう。

1つ目は物流。もちろん生産拠点を複数持っているブランドや大手は問題ないだろうが、中国からシフト出来ていないブランドは致命傷だ。車業界ではいち早く影響が出始めている。
では、他の第三国に生産を割り振るのは?
他の国も同じ事をするだろう。であれば生産地の奪い合いになる。
不可能では勿論ないが、かなりの減産となるだろう。不幸中の幸いなのは、これから春〜夏なので、単価が安いアイテムであるのが救いかもしれない。

2つ目はそもそもの集客。5月頃までに収束して貰えればありがたいが、3月は最悪の場合、絶望的な情勢になる。コロナが千人単位で出れば、誰も外に出ないだろう。

さて、SARSが前回中国で流行った際に、急激にインターネット通販に人々の購入にシフトするキッカケだったと言う話を聞くに、コロナによって、日本人の購入チャネルがリアル店舗にシフトする機会になるかもしれない。

しかし、リアル店舗の固定費用と在庫で中堅どころのアパレルを中心に倒産が間違いなく増えるだろう。

この1年は「耐える」事が重要だ。攻めよりも守りを重視した戦略が重要かな?と思う。

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