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セリフを言う=相手にはたらきかけるためのアクション

二兎社のドラマリーディング公演「帰ってこない」を観ました。
永井愛によるワークショップと連動したオーディションで出演者が選ばれました。
ワークショップでは「セリフを言う=相手にはたらきかけるためのアクション」という観点で永井愛の戯曲からせりふ表現を学び、リーディング公演ではワークショップで学んだことを実際の舞台で披露。配役決まってから6日間だったそう。
リーディングなので動きは少しだけれど、椅子の配置を使うなどして生き生き演じられていました。

永井愛初期の問題作とのこと。
上演された1993年に2043年を描いた作品。2043年には農業が壊滅し食料は配給制となっている。当たらないとサプリだけの食事になる。
2024年の今の状況で観て考えさせられる内容でした。

ちょうど昨日、千葉のコミュニティ畑で自然農法の畑に植え付けに行ったばかりだったので、実感を持って観ました。
自然と離れると人は争いが多くなるように感じます。

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