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鳥のカタログ

現代音楽は聴いていて気持ちいいとかリラックスするものではないです。ハミングできるようなメロディは無く、不協和音だらけです。
「鳥のカタログ」は鳥の声を音楽にしたものではないですが、聴いていると鳥が都市に抱いている感情や、ヨーロッパの深い森の情景が浮かびました。主観的なものです。

社会が複雑化して価値観が多様化し、全体的な調和は困難になっています。すぐに解決できるものよりも、長引く問題がたくさんあり、その中にこそ意味があるのでしょう。
共感できる人との出会いは宝物です。

そんなことを思いながら150分の演奏、休憩入れて3時間以上のピアノ独奏を味わいました。
ありがとうございました。


ピエール=ロラン・エマール メシアン《鳥のカタログ》 | 東京オペラシティ コンサートホール/リサイタルホール (operacity.jp)

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