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タイのニックネーム文化🇹🇭

サワディーカップ🙏今日は、留学中に感じた「タイのニックネーム文化」について紹介していきます。 

留学中の経験
「What is your name?」。タイ人にこう聞くと必ず名前ではなくニックネームで答えます。(日本では、自分の名字とか名前で答えると思います。)留学始めはあまり深く考えてはいませんでしたが、タイでの生活が長くなるにつれて、タイのニックネーム文化は日本と大きく異なるのものだと気付きました。留学中にたくさんのタイ人と関わりましたが、誰1人としてタイ人の本名を覚えることは出来ませんでした。笑 というのも、タイ人同士でもニックネーム以外で呼び合うこと自体がほとんど無いため、本名を覚える必要がありませんでした。
(僕は、あえて初対面のタイ人にあなたの名字は何ですか?と聞くことで、皆「what is your family name」なんて誰にも聞かれたことないよと笑ってくれました。笑)

ニックネーム>名前
タイでは非常に多くの場面でニックネームが使われていました。日本では基本的に友達同士でニックネームを呼び合いますが、タイでは教授と学生、家族、社内でもニックネームでお互いを呼び合っています。(タイも目上の人も敬う文化が強く、年上の人には日本の〜さんにあたる、ピーをニックネームの前につけて呼ぶこともあります。)
こういった背景には、タイの本名が非常に長く複雑でシンプルに覚えづらいという点が考えられます。名前が複雑な理由としては、名前に関する法律で最低10音節以上でなければいけないというルールがあったからだとされています。なんでそんなルールが作られたのかはわかりませんが、とにかくこういった理由からタイ人の名前は長くなってしまったのです。
その結果、タイでは名前よりもニックネームの方が様々な場面において使われており、重要な役割を果たすようになったのです。

ユニークなニックネーム
そんな肝心のニックネームですが、タイ人のニックネームは(僕からしたら)めちゃくちゃ適当です。笑
ニックネームは基本的に親が名付けるらしいのですが、その由来が面白くて
例えば、親がフィンランドが好きだから「フィン」というニックネームだったり、BenzとかMint, News, Telなど全く本名に関係のないニックネームが多かったです。特に最近は、海外の影響を受けて英語由来のニックネームが多いらしいです。とてもユニークで良いですね。

ということで今日はタイのニックネーム文化を紹介しましたが、こういった気付きは実際に長期でその国に生活をしてみないとわからないですよね。今後もこういった面白い発見や経験をシェアしていくのでお楽しみに〜!

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