見出し画像

【秋田県横手市】(1/2)4年ぶりの横手でエヴァンゲリオン大博覧会観て、増田で蔵見学し、夜は塩クジラ煮と高清水 2023年7月8日(土)〜9日(日)

コロナが蔓延し、どこにも旅行できない日々が続きました。が、ようやく5類に移行したことで人の流れが戻りつつあり、わたしも便乗して秋田県横手市増田にある「横手市横手まんが美術館(以下「まんが美術館」」で開催されていた『エヴァンゲリオン大博覧会』をムスメと観てきた小旅行です。


「まんが美術館」と矢口高雄先生と

秋田県横手市にある「まんが美術館」へは、本当に久しぶりでした。
「エヴァンゲリオン大博覧会」は、2023年7月1日から開催されていまして、エヴァ大好きなムスメと4年ぶりの横手でした(妻はエヴァにまったく興味がないので留守番することになりました)。
横手は梅雨の真っ最中。蒸し暑く、午前中の時点で27度ぐらいまで気温が上がっていたようです。

「まんが美術館」は、「釣りキチ三平」で有名な矢口高雄先生が、ここ増田のご出身ということもあり、その偉業を記念して1995年にオープンした日本初のまんがをテーマにした美術館です。
無料でたくさんの漫画を読むこともできますし、漫画家の原画を見ることもできますし、特別展なども充実していて、まんが&アニメ好きのムスメはわたしと割と訪れています。

マンガカフェで食べた「エヴァ飯」

じっくりエヴァの展示品を観覧したあと、館内にあるマンガカフェで「エヴァ飯」をいただきます。
特別展中の特別メニューなのですが、さすがに混んでいて30分くらい待ちました。エヴァ初號機をイメージしたカレープレートを食べ、その後、マンガライブラリーやミュージアムを少し眺めて「まんが美術館」を後にしました。
しかし、エヴァの歴史、エヴァのメディアミックスの広がり、そして根強いファンの多さを再認識できるとても良い特別展でした。

「蔵のまち」増田町へ

増田町「蔵の駅」

午後2時を過ぎると外の気温は30度近くまで上がり、雨が降ったり止んだりする中、横手市増田町の国の重要伝統的建造物群保存地区の「くらしっくロード」を歩いてみます。
このあたり、「まんが美術館」から歩いて5分10分くらいだから、ついでに回れる距離になっています。

旧村田薬舗の蔵出しセール

通り沿いの「旧村田薬舗」で、掘り出し物を並べたワゴンセールが開かれていたので、ちょっと立ち寄って切子のグラスや九谷焼の皿・茶碗など色とりどり目に楽しい品々を眺めます。
目移りして仕方なかったですが、1個100円の無地のリキュールグラスを選び出し、それを3つ買いました。

下夕堰

伝統的保存建造物に割烹着のおばあさんがよく似合います。風情ある街並みに、ムスメもしみじみ「いいね、このへん」と呟きます。
風情があって、酒場などがあっても良さそうです。そんな店で一杯呑ってみたいものです。

ホテルプラザアネックス横手

お手軽御前1,298円

この日の宿は「ホテルプラザアネックス横手」としていました。過去2度宿泊したことがあります。チェックインもホテルスタッフの対応がスムーズで、部屋まで通してもらうとエアコンで室内が適度に冷えていて気持ちよかったです。
まず、ホテル7階にある展望温泉で汗を流します。夕食まで時間があったので、缶ビールを一本呑んでのんびりします。

この日の夕食はホテル内にあるレストラン、和食処「和蘭(からん)」です。18時過ぎにお邪魔してみます。
席に通され「お手軽御膳1,298円」をムスメと注文します。宿泊客はウェルカルドリンク無料とのことで、ムスメはジンジャーエール、わたしは生ビールをいただきます。

そしてこの御膳、“お手軽”といってもしっかりの品数で、ご飯・蕎麦・味噌汁付きで、十分な内容となっています。コストパフォーマンス抜群です。

馬刺し

追加で馬刺しを注文し、酒は「富乃宝山」をロックでいただきます。肉質柔らかもちもちでとても美味しい馬刺しで、当然、臭みなど一切ありません。
秋田県は鉱山労働者が馬刺しを好んで食べたという食文化があると言いますが、わたしが住む盛岡よりはるかに飲食店で馬肉にお目にかかることが多いく、そして提供される馬肉の質も高いように感じます。

鶏モツ煮

さらに鶏のモツ煮も追加注文すると、キンカン(内卵)も入っていたので、食べたことがないというムスメへあげます。味付けはちょっと塩っぱめで、これがまた酒とよく合います。
秋田の銘柄鶏「比内地鶏」は、内臓類を“モツ煮”として食べると聞きますが、この日の一品も、キンカンのほかに、砂肝、ハツ、レバーなどが入っているようでした。
「富乃宝山」のロックをお代わりし、残っていた酒肴を平らげました。

(2へ続きます)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?