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Africaを一年間旅する

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2002年から2004年まで、約一年かかけて旅したアフリカ旅行のアーカイブ
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#トゥアレグ

サハラの古の交易地、アガデス(ニジェール)

マリの後はブルキナファソ経由で海岸へ降りガーナ、トーゴ、ベニン、そして再び北上しニジェールへ。マリから流れてきたニジェール川と再開した。 再びサヘルと呼ばれる地域、サハラの麓へと戻ってきた。 ガーナなどの熱帯の地方を旅した後、やはりサヘルの国々は貧しいなあと思うのである。国土が貧弱なのが一番の理由か、餓えた子供たちが非常に多い。空缶や空き鍋を持って、バス停をはだしで駆け回る。この子供たちはセネガル、マリ、ブルキナ、そしてここニジェールと多く、熱帯雨林が茂り、国土が豊かな

伝説のトゥンブクトゥへ

ガンビアのジャンジャンブレからマリ共和国の首都、バマコへは目一杯移動して、丸3日かかる。うぉ~、長~! バマコは首都だし、ちょっとした都会を期待していたのに、何もなかった。どっかの西洋人が「街じゃなくってただの大きい村だ」と罵声を吐いてたっけ。 アフリカの都会は本当に何もない。トホホだ・・・イランやパキスタンの都会で何にもないなーと嘆いていた自分はかわいかったのだなと今になって思う。 バマコからアフリカのベニスと呼ばれるモプティへ。期待するまでもなくベニス感はゼロだった。