マガジンのカバー画像

Africaを一年間旅する

19
2002年から2004年まで、約一年かかけて旅したアフリカ旅行のアーカイブ
運営しているクリエイター

#マリ

マリのドゴンを歩く

マリ共和国は見所の少ないといわれる西アフリカのハイライト。そしてそのマリの中のハイライトはPays Dogon.The Land of Dogonなのである。アメリカのユタ州のような赤々とした岩の断崖が135kmも続き、それに沿って、独特なとんがり屋根の村々が点在する。ドゴンの村は、独自の神話伝説や文化を、ヨーロッパ人が発見するまでかなり良い状態で保っていたという。 このドゴンを5日間かけて歩いた。 ガイドの噂があまりにも悪いので今回もモロッコに続きガイドはなし。そのかわり

伝説のトゥンブクトゥへ

ガンビアのジャンジャンブレからマリ共和国の首都、バマコへは目一杯移動して、丸3日かかる。うぉ~、長~! バマコは首都だし、ちょっとした都会を期待していたのに、何もなかった。どっかの西洋人が「街じゃなくってただの大きい村だ」と罵声を吐いてたっけ。 アフリカの都会は本当に何もない。トホホだ・・・イランやパキスタンの都会で何にもないなーと嘆いていた自分はかわいかったのだなと今になって思う。 バマコからアフリカのベニスと呼ばれるモプティへ。期待するまでもなくベニス感はゼロだった。