海野宿:善光寺参拝・佐渡金山往来・参勤交代で繁栄 ~Photo~ Unno-juku on Hokkoku Kaido

画像1 海野宿は長野県東御(とうみ)市にある旧北國街道沿いの宿場町で、明治以降は養蚕の町として繁栄しました。
画像2 北国街道は中山道の追分宿(@現在の軽井沢町)と北陸街道沿いの高田城下(@現在の新潟県上越市)を結ぶ、江戸幕府が整備した脇街道です。
画像3 北国街道は、長野市にある善光寺に行く参拝客、佐渡金山で採取された金銀の輸送、加賀百万石の前田家をはじめとする北陸大名などの参勤交代で大変賑わいました。
画像4 約650mの宿場町の道路の中に水路と街路樹が配置されているのも特徴的です。
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画像7 宿場制度が廃止された明治以降は、もともと江戸時代から副業として始めていた養蚕業が主力の産業になり、左側にある養蚕造りの家屋なども多く建てられました。
画像8 中世は天皇に献上した馬を飼育していた滋野一族のなかから頭角を現した海野氏がこの地域の実権を握りましたが、戦国時代に武田信虎を中心とした連合軍に敗れ滅びました。
画像9 その後、海野氏の血筋をひく真田幸綱(幸隆)が武田配下としてこの地域を収め、その家督を継いだ真田正幸が上田城をつくり、海野郷の人たちを上田城下に移します。
画像10 写真右の海野宿歴史民俗資料館で、海野氏、真田氏、宿場、養蚕業など海野宿の歴史をよく学ぶことができます。
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画像12 北陸新幹線の上田駅からしなの鉄道で10分ほどの田中駅がおすすめの最寄り駅です。
画像13 田中駅ではなんと貸自転車が無料。これに乗れば、1.6kmある海野宿の入口までも5分ちょっとで快適です。
画像14 田中駅ホームから見た田中駅前の様子。人口3万人の東御(とうみ)市の中心は実はこの田中駅から広がる小さな商店街です。
画像15 海野宿についてはこちらのサイトにもう少し詳しく書きました。https://trip-catalog.com/ja/introduce/unno-juku/

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