アート・食・カフェ | センス溢れる下町、清澄白河
こんにちは大人女子旅するSayoです。
今年も残り数ヶ月。あっという間ですね。
年末年始は、地元に帰省するという方も多いのではないでしょうか。
みなさんの地元はどんな場所ですか?
住んでいる人にしか分からない、その街の魅力があると思います。
私の地元は、江東区、清澄白河。
清澄白河とは、東京都江東区の中でも都心よりに位置する街。
東京駅から清澄白河駅までは10分程で、半蔵門線と大江戸線の2路線が利用できます。
どこへ行くにもアクセスも良く、非常に便利な場所になります。
今日は私の地元、清澄白河の魅力3つを紹介していきます。
アートに触れる
清澄白河駅から徒歩10分程のところにあるのが、東京都現代美術館。
東京都現代美術館には、約5,700点の作品が貯蔵してあり、それを活かした現代美術の流れを展望できるコレクション展示や大規模な国際展をはじめとする特色ある企画展示など、絵画、彫刻、ファッション、建築、デザイン等幅広く現代美術に関する展覧会を開催しています。
最近では、パリ装飾芸術美術館での成功に続き、ロンドン、ニューヨークと世界を巡回してきたクリスチャン・ディオールの展覧会、「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」が行われ話題となりました。
清澄白河ではアートに触れ、感性を磨く時間を過ごすことができます。
本格カフェ
清澄白河というと、カフェが多い街としても有名です。
元々、清澄白河は江戸の風情が残る下町でお洒落なカフェなどはありませんでしたが、2019年にブルーボトルコーヒーの日本一号店がオープンしてから、お洒落で本格的なカフェが次々とオープンするようになりました。
中でも人気のカフェは「iki ESPRESSO」。
ここは、オセアニアスタイルのカフェ。
ちなみにオセアニアスタイルとは、カフェで過ごす時間が自然な形で生活の中に溶け込んでいるスタイルのことを言います。
店内は元工場なのでコンクリートの壁や床で無機質でシンプルなのですが、テーブルなど随所に見られるウッド調のインテリアやオレンジ色のライトで暖かみが感じられ、大きなガラス張りの入口からは日差しが良く入り、とても気持ちの良く、まさに自然の生活の中に溶けこんでいるような空間です。
またこちらのお店では、ニュージーランドのトップレベルのバリスタから完璧なエスプレッソを作り出す技術を学び、最高のコーヒーを提供しています。
食通も唸るレストラン
カフェと同様にブルーボトルコーヒーがオープンした頃から、イタリアン、ベトナム料理、スペイン料理などジャンル豊富なレストランもオープンするようになりました。
中でも私がおすすめしたいのは、「O2」(オーツー)というレストラン。
こちらのお店はジャンルでいうと中華料理なのですが、皆さんが想像する通常の中華とは違うんです。
食材や調味料などには中華の要素が入っているのですが、盛り付けなど見た目がフレンチのようで、唯一無二の新しい中華料理になっています。
例えばバンバンジーなのですが、通常だとキュウリの細切りがが敷き詰められた上に蒸した鶏肉、その上にソースがかかったシンプルな見た目ですが、「O2」だとレッドキャベツや食用の花の花びらが散りばめられたりと彩り豊かな美しい見た目でした。
というのもオーナーシェフの大津さんは、元々フレンチへの憧れが強かったのですが、自らの味に納得がいかず、中華へとシフトチェンジしたそう。
なので、フレンチの要素が入った中華料理になっているのです。
大津さんは、中華の名店「トゥーランドット 臥龍居」で修行を積み、
その後独立して、「O2」をオープンしたので、料理の見た目だけでなく、味も抜群の美味しさ。
コースのメイン料理の牛ほほ肉の豆鼓煮込みは、合計3時間もかけて仕込んだもので、
ナイフを使わずに箸だけで崩せるホロホロの柔らかさ。
紹興酒や八角、豆鼓などの調味料で味付けされて煮込まれたソースは絶品です。
その見た目の美しさと美味しさから「O2」は、ミシュランガイド東京2020にも掲載されました。
おわりに
清澄白河は下町でファミリー層が多く、街全体にゆったりした時間が流れています。
カフェやレストラン以外にも、世界大会に日本代表として出場するほどの腕を持ったパティシエの作るスイーツを販売するパティスリーや、百貨店やセレクトショップでしか販売して来なかったレザーブランドの直営店があったりとお洒落で本格的なお店が沢山あります。
午前中は美術館でアートを楽しみ、午後はカフェでランチとコーヒーを飲んで一休み、その後は街散策をしてお洒落なお店でショッピング、夜はミシュラン選出されたお店でディナーと、素敵な一日が過ごせること間違いなし。
是非一度、清澄白河に遊びに来てください。
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