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インディゴの気分【FODドラマ】1-2話感想

【旧ブログより】
2019年3月 9日 (土)

いよいよ始まった「インディゴの気分」。2話まで見た感想を一言だけであらわすと

“城戸くん、すんごいいいヤツ”

インスタントじゃないしじみの味噌汁なんて、今どきあざとい女でもなかなか作らないぞ。

オカンかよ。

スーツをゲロまみれにされてもさほど怒りもせず、味噌汁作ってくれて飲み過ぎを諭してくれるなんて、惚れてまうやろって話ですよ。

ここは、“ぐちゃぐちゃにしてやりたくなった”っていう気持ちがさせている行動の一貫のはずなのに、それだけでここまでしないよねっていう、城戸の自身でも無自覚(なはず)の特別な感情がみえるウェイ。

理生のダメさも際立っていて、かわいくてかわいくてかわいそうで。

前にもどこかの記事の中で書いたと思うのだけれど、この原作の連載中、私は城戸が嫌いだった。“理生を苦しめる無神経な男”という印象だったから。その後コミック化され、1冊で通して読んでみると、城戸の気持ちに共感しすぎて辛くなり、ドラマCDでは、ダメダメ理生とシンプルに生きられない城戸の葛藤が、やるせなくて萌え転がった。

そして今回の実写化。

城戸のいいヤツ具合をあらわすと(※2話まで)こんな感じ

実写>>>>>>>ドラマCD>原作

これだけ“いいヤツ”に感じてしまうのは、人間が演じて血が通っている感が強くなったからなのか、脚本のせいなのか、それとも役者さん本人のキャラクターのせいなのか。

いずれにしても、今後の展開がアレなだけに、いいヤツであればあるほど今後の切なさやるせなさが倍増するはずなので、心の準備は必須。

わたしの好きな公園にプチ家出エピソードが省略されていたのは残念だったが、大事なセリフは他のシーンに追加されていたので良かった。

蒲生田先生は美しすぎ(良い意味)て驚きだったし、理生はポルノグラファーのときと比べて若くて可愛らしくて、ちょっと子供っぽすぎやしないかと思ったけれど、りーちゃん美しすぎるからそんなのどうでも良くなった。

2話までは、主役二人の状況とキャラクター説明部分なので、2話の終盤までは1話の導入部を除き(ココにこれを持ってくるのか!と膝をうった)ほぼBLではない。いよいよ3話からは怒涛の展開。残酷なラブストーリーと人間ドラマがいよいよ本格化。

水曜日の夜はしばらく悶々としてしまう。

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