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インディゴの気分【FODドラマ】 6話(最終話)感想

【旧ブログより】
2019年4月 4日 (木)

終わった。

城戸はやっぱり城戸だった。

タクシーを降りて立ち尽くすシーンはとってもかわいそうな気がしましたが、やっぱり自業自得でした。バカなやつめ。

いくら相手のことを思っていようと、言葉にしなければ伝えられないという当たり前の事実を、言葉を生業とする二人はわかっていなかったし、言語化するかわりに身体を重ねてごまかし続けた結果がこの結末だったというのが、久住くんとの対比で分かりやすく表現されていたと思う。個人的には城戸のタクシーのモノローグでインディゴブルーのままどんより終わってほしかったけれど、ドラマしか見ていない人にとっては久住くんとのシーンはやはり必要だったと思う。その方が救いがあるし、理生の幸せな姿を見られるら。

城戸は何度もチャンスがあったはずなのに、大切なことを言いかける度飲み込んでしまったり、理生にはぐらかされたりして、見ていて”城戸ぉ~”と何度も思わされた。言わせなくしたのは理生だと言えなくもないけれど、一番大事なことなんだから押し倒すんじゃなくてちゃんと言えよ!バカなやつめ。

あと、前回の記事で書いた城戸のモノローグ部分はカットされていた。

そのかわり、理生にまたまたひどい仕打ち(電話を無視)をするシーンが追加。

やっぱり大部分は君のせいだったな(笑)やっぱり、コンプレックスというのは厄介ですね。バカなやつめ。

城戸くんにはぜひとも一生せつない片想いを続けていってほしいと思う。

ドラマの配信がこの時期ということで、城戸くんには平成最後の当て馬キングの称号を誰か与えてあげてくれ。

ドラマ全体を通しての感想として、役者さんの表情が千のセリフより雄弁に感情を語るのだなと思った。城戸くんを演じる吉田さんの表情は迫力があって印象深いし、理生の竹財さんの受けの表情、特に5話の会議室(応接室?)での表情。そのなかでも「自分が嫌になる」と「そうかい」の間の表情に胸が締め付けられた。

現段階では全話通しては2回しか見ていないが、何度も見るとまた新たな発見はありそう。

あと、ストーリーとは関係ないけれど、ドラマの久住くんの受け感がスゴくて、理生×久住だったらいいのになぁと思ってしまった。

自分の一番好きな作品が実写ドラマ化されて、しかもこんなに丁寧につくってもらえて、ファンとしてはありがたいとしか言いようがない。

さて、DVD発売はいつかな?

現在進行形で、原作(ポルノグラファー)の続編も拗らせ理生が大活躍しているから、ドラマの続編もあるかも?(いやないだろうな)

あった!(2021年1月追記)

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