サカナクション武道館1.30

音楽大好き、年間通してライブに行く時間とお金はおしまない。
好きなアーティスト、興味のあるライブ、見ておきたい演出とかはチケット買っていきますが、仕事でも月の半分くらいたくさんのアーティストのライブに行かせていただいてるので、本当に幸せだなと感じてます。
インプット大好き人間としては、古くから変わらない伝統、進化し続ける芸術、トレンド、常に目と肌で感じられてることがとても喜びです。

サカナクション「アダプトツアー」ファイナルを武道館で観ることができて、まず思ったことは、みんなこれ真似したらいいのに。って単純に思いました。
単純に思っただけで、全員が真似できるようなことしてないんだけど。
やはり彼らだからできる領域のこと見せてくるから真似したくなるんであって、これみんなができてたらそりゃあ凄いことになってるよ音楽シーンは。

セットリストの組み方が秀逸すぎてやばい

まず大前提として、本編でMC一回もなかった。
給水ポイントさえ目を凝らして見ててもわかんないくらい間がなくて、たたみかけるように次から次へと世界観を披露してました。
MCないで有名な安室ちゃんのライブぶりかな、ほんとにMCなかったライブは。安室ちゃんって国民的ヒット曲の数がやばいから、MCなくて演出のオンパレードでもほんとにステージとして成り立ってたなーって思って。
でも今回のサカナクションはそういうのともまた違ってました。
前半は新曲も含むマイナー曲のオンパレードで(ファンからしたら全然マイナーじゃないんだろうけど)、メジャー曲しか知らなくて参戦してると全然知らん曲ばっかーって感覚なんだけど、それでも演奏のすばらしさと音質のよさと演出の爆イケさと山口の安定した歌唱力でめっちゃ引き込まれる。
そんで後半はメジャー曲のオンパレードで更にボルテージ高まる高まる。
そうそう、これこれって思いました。
ライブって新曲にワクワクさせられる感とノリノリヒット曲を体感できるこの一体感がいいよね。
なんていうか、
アルバム曲のアップテンポなのから始まって、MC挟みつつリード曲披露したら昔のメジャー曲数曲やってMCしてアコースティックゾーン突入して、爆上がりヒット曲やって新曲披露して本編終了、みたいなよく見る構成まったくなくて、
固定概念捨てて挑戦しまくってる感じがひしひしと伝わってきました。
そして同い年(80年生まれ)だからより一層感じられたのが、80年代から90年代のディスコミュージックとテクノ、ハウスが織り交ぜられてて、武道館でこんなにハウス感じたの初めて(笑)
20代の頃にクラブ通いしてハウス大好きだった頃思い出して気持ちよかった~
サカナクションはそんな時代背景もくみつつ超絶進化系だなと思わせてくれるところが本当に最高です。
大ファンというカテゴリーではないけど、常に刺激と再考を与えてくれるこのバンドはこれからも末永く応援し続けたいし、感じていたい!

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