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塩抜き

塩抜きというと魚や貝の塩抜きだったり、ダイエットとしての塩抜きがありますが、古い老廃物を排出する目的で行ってみたものです。

この塩抜きについてはTwitterでフォローしているユーザーのスペースにて耳にしたことです。

これはある事例ですが、玄米菜食を徹底し、時折ファスティングをしていて、食生活は文句なく徹底されていたにも関わらず、高血圧が見られたり、骨折したというものでした。

そこで、推測したものが、体内に残留している塩(ナトリウム)が古い老廃物と結合しているような状態で長年残留しているからではないのか?ということ。

その老廃物は、子供の頃に摂取していた身体に悪いもの(食品添加物や白砂糖等)、それだけでなく親が食べていたものも影響しているとの可能性があるとのことです。

この塩抜きをすることで、ファスティングでは排泄出来なかった老廃物が排泄出来た事例があり、例えば筋肉の凝りだったり、腰部の凝り、かかとのかさつきといった症状が改善されたとのことでした。

ただ、これは食生活が影響していることから、塩抜きによる効果は人それぞれなので、どのようなメリットが表れるのかは個人差があると思います。

塩抜きを行う期間は3日間との説もありますが、身体から全くナトリウムを失ってしまうことは命の危険にさらすこと。

24時間から48時間に留めておくのが無難だと思います。

私は36時間で行ってみました。

特に気分が悪くなることはなかったのですが、流石に2日近くなると塩分が恋しくなります。

食事量についてはとくに制限はありませんが、とにかく食品を選ぶ際は「塩が含まれるもの」を摂らないことです。

それなので、塩を使わなくても美味しく召し上がれるものとして、さつま芋、リンゴ、ナッツ類、きな粉、青汁、御飯を摂りました。

海藻や動物性食品は、食品そのものに塩分が含まれているので、塩抜きを行う場合は避けておきます。

野菜の大半は塩気がないと美味しく召し上がれないもの。それなので野菜の不足分は青汁で補っています。

今回はシルクスイートを使います。
甘さをブロックするなら圧力鍋を用いて蒸す。
食感はわりとサクっとした感じがあるものの、甘さは十分。
これを3回に分けると丁度良い量。
出来立ては温かいまま召し上がりましたが、その後は冷めたものを摂りました。
冷めたなら冷めたで、レジスタントスターチの含有量が増えています。
玄米ご飯は通常、塩を加えて炊きますが、今回は塩を加えずに炊いています。
御飯にゴマ塩をかけて風味アップ。


何とか2日間弱の塩抜きが終わりましたが、腰の痛み(厳密に言うと坐骨神経から来る痛み)が少し軽くなったような感じです。

かといって、かかとのかさつきは相変わらず酷いですが…

断食と同じで、時折行うことを何度繰り返すと徐々に身体の変化が見られるかもしれません。


会社勤めをしていると、塩抜きをやる時間がないと思われるかもしれませんが、休み前の夕方から塩抜きをはじめて、土曜日は完全に塩抜き、日曜日の昼から塩分摂取を開始すれば、土日の二連休で取り組めるでしょう。

塩抜きを終えて通常通りの食事に戻す時は、最初は塩分量を少量で始め、少しずつ塩分を増やしていきます。

水分補給を行う時は、当然、汁物やスープからは摂りません。

ジュースが良いかもしれませんが、勿論、果糖ブドウ糖液糖が使われているものはNGです。

お茶で十分でしょう。

間食は市販のお菓子を用いずに、果物やナッツから摂ります。


このようにして、塩で味を付けなくても美味しく召し上がれるものを組み合わせて塩抜きをやってみました。

ファスティングと違って気楽なのは、食事量はどの位食べてもOKとのこと。芋と玄米ご飯が中心だっとので、満腹感はありました。

これが身をもって行ってみた塩抜きですが、そのあらわれ方は個人差があります。

あまり長い時間かけて行うのは命にかかわる問題になるので、二日間以上続けて行うことはやらないのが望ましいでしょう。

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