ファッションのムズさと僕の考え過ぎ

昨日、買い物してて、
モケモケのロングコートと、黒のハットを持って悩んでいる若い男性の方がいて、
僕の服のガチのディグり方を見て、
「コイツの服を見るスピード、素人ではない!
さてはコイツ、店員だな?」
と思ったらしく、
「すみません。この服とハット、どう思いますか?合いますかね?」
と話しかけられてしまいました。

それで、僕は
「おそらくこのクソガキは、この服が気に入ったが、若干、個性が強すぎるため、後一歩が踏み出せずにいて、背中を押して欲しいに違いない。」
と考え、

「めちゃくちゃ良いと思います。オシャレです。」
と答えてしまったのですが、


その日のその方の服装は、普段、そんなに服が好きではない方(清潔感優先で個性などは求めていない方)のように見え、

ファッション道を突き進む者としては、
「こうゆう、クセ強めな服、欲しくなるの分かります。 でも、普段の服とか想像して見てください。 合う服がありそうですか? 無さそうでしたら、この服は箪笥の肥やしになる可能性があります。 もう一度、冷静に考えて見てください。」
と答えるべきだったのかもしれない。
と思い、

同時に、
「いや、あの服を買う事で、あの人がファッションに目覚め、あの服に合うパンツを買い、さらに、そのパンツに合う服を買い、と、ファッション仲間が増える事になるかもしれない。
やはりあの返答で正しかったに違いない。」
という考えも出てきて、
頭が混沌の中にあるのですが、
僕は何と答えるべきだったのだろうか。


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