【とんかつ食べ歩き】蓬莱屋(上野)
きょうのごはんです。
今回のとんかつnoteは、
上野の老舗名店「蓬莱屋」を紹介します。
はじめに 上野エリア
上野といえば、とんかつ第一世代が集中していたとんかつの聖地
映画の何気ない会話に出てくるとんかつ美学は上野の名店から頂いたネタばかり
上野とんかつ御三家なる言葉もここからはじまる
▶︎上野とんかつ御三家 ぽん多本家 蓬莱屋 井泉本店
松坂屋の裏のとんかつ屋といえば蓬莱屋
御三家のなかで、蓬莱屋はヒレカツ発祥地
個人店の命運を握る代替わりも終えて
大正時代から営業をしている名店です
歴史があって高級なとんかつ屋は正直行きづらい(笑)
しかしながら、ヒレカツ&2度揚げ発祥となるといかざる得ない聖地なわけです
<お店報>蓬莱屋(ほうらいや)/上野
創業1914年(大正元年)
ヒレカツ発祥
元祖2度揚げ
ヒレカツ定食 3500円
映画監督小津安二郎が愛する
とんかつ映画『喜劇 とんかつ一代』の会話に出てくる
感想
外観は年季を感じる
だが店内に入るとレトロ感を残しつつ清潔感
スタッフの制服も真っ白でシワがない
卓上はソースと爪楊枝のみ、
ここは茶室なのか!?というくらい
ヒレカツに集中できるミニマルな空間
1階のカウンターは一人客ばかりなので私語も少ない
かといってスタッフからの圧力や変な緊張感はない
ワクワクしてきた😁
ヒレカツ定食はお皿に
●ヒレカツ ●キャベツ
●ご飯 ●味噌汁 ●漬物 ●カラシ
今まで食べたヒレカツで一番美味しい!
豚肉の水分と旨味を残したまま柔らかい仕上がり
不思議とカラシとの相性が抜群にいい
味噌汁は具はインゲンのみ、しじみでとった出汁なのか?
素晴らしい脇役です
あくまでヒレカツが主役です
簡潔に表すと
大正~昭和時代を忠実に再現された
とんかつ博物館で食べているような気分
さすが
ヒレカツ発祥のとんかつ屋さんの貫禄を感じました。
それにしても自称グルメの口コミが酷いですね
お高いだとか、蕎麦猪口がどうとか言ってますが
それでは、プロレスラーの長州力と総合格闘技の朝倉未来を比べているようなもので
ネットのウンチクを鵜呑みにして
近年、低温揚げの全てを美味しいと思っている能書きばかりのグルメマニアとは相性が悪いようです
もう一度言いますが、ヒレカツ美味しいです
風情も真面目さも感じる素晴らしいとんかつ屋だと私は思います
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おまけ 食後のおやつは東京3大どら焼き
浅草の「亀十」東十条の「草月」と並んで、東京三大どら焼きとして知られる「うさぎや」へ
腹八分目なので丁度いいおやつ
どら焼きは、もちもちの生地に旨味黄金比のぜんざいが挟んであって美味
店頭でしか買えないのでお土産におすすめです
きょうのごはん
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