技術専修の人達って何者?

レッドリストに追加されていると言っても過言ではないほどレアな岡山大学教育学部技術専修、今日は簡単に何者なのか紹介していく。

そもそも何故技術専修は少ないのか

他専修は競合している中、何故技術専修は毎年定員割れしているのか。まずそこから考えてみる。理由としては、
・技術は中学のみなので、進路を決める高校生には技術の先生になるという考えが思いつかない
・技術の先生だけだと飯が食えない(そんな事ない)
・技術って他の科目よりも専門的なイメージがあるから足を踏み入れにくい。
などが挙げられる。1つ目2つ目は仕方ないことだが、3つ目の「技術って他の科目よりも専門的なイメージがあるから足を踏み入れにくい。」という考えは現役学生の僕が何とか誤解?を解きたい。

技術専修の同回を紹介

ここでは、「技術専修は所謂技術オタクじゃなくても入れるんだぞ!」「技術は無知、だけど技術の先生になりたいという理由さえあれば十分だぞ」という事を伝えて行くために、簡単に同回を紹介する。

1人目 僕

まずは僕。簡単にいうなら技術オタク。中学の頃からロボット作ってロボコン出て、賞を取ったこともある。この時点で先程と言っていることが違う。ただ、その他の分野は一切できない(もちろんパソコンも)。なので安心して欲しい。

2人目 Aくん

彼はそもそも高3の秋まで教育学部に進学するつもりがなかった。それまでは他大の経済学部をめざしていた。そんな彼だが、ちゃんと授業には来ている。

技術専修は超理系というイメージがあるだろう。しかし彼は文系である。実は技術は理系のイメージがあるが、文系でも入ることが出来るという面白い1面がある。(ちなみに先輩方にも文系の方は沢山いる。)

3人目 Bさん

彼女はめちゃくちゃ技術が好きという訳ではなかった。先生にはなりたい、だけど何の科目をしたいとかはなかった(と言っていた気がする)。最初の頃は技術専修に入ったけど、副免で小学校を取って小学校の先生になると言っていた(ちなみに今は変わっている)。

それってありなの?と思うかもしれないが、それは可能だ。何なら技術のとあるI先生が「技術の知識を持った小学校の先生ってこれからの先生に必要」と言っていたほどだ。

技術専修のメリットと言えば、副免が取りやすいというのがある。技術の授業は意外と負担がない(ちなみに技術の授業の1部では、テストも期末レポートもない授業もある。)

最後に

長ったらしく書いたが、まとめるとしたら
・文系でも入れるほど専門性は要らない
・技術専修に入っても副免許を取りやすいから、技術の知識を持った他の先生になる事もできる。ということだ。
なので、技術科目は足を踏み入れにくい、だけど技術の先生になりたいという人は是非そのまま目指して欲しい。

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