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【子供たちが教えてくれた、自分の気持ちに気づくこと・伝える術】

(レコーディングにも参加してくれている小学生たちとの日々を少々)

双鴨のボーカル”のっち”は放課後子供教室のスタッフをしています。先日、ものすご〜く子供っぽく振る舞ってしまった自分がいて、でもそこには、新しい発見があって。

喧嘩腰で鬼ごっこをする子供たちがいて、まぁそうやってお互い学ぶこともあろうって思うし、基本的には見守りながら必要と感じた時だけ”大人登場”するのだけど、今日は、横でそういうことされると楽しくないから、つまんなーいって突然勝手に鬼ごっこをやめてみた。(嵐が過ぎるのを待つように我慢しつつ鬼ごっこを続ける他の子たちを置き去りに。。。)

いつもなら、見守りながら他の子もみんなが楽しめるようにあれこれやってみるのだけど、そういう対応って、いろ〜んな子たちのことを考えながら、言葉とか表情とかめちゃくちゃ考えて伝えるので、難しくて大変で。最近なんだかいろんなものに追われすぎてて余裕がなかったのかも。
俺だってみんなと楽しく遊びたいのに、チクチク言葉ばっかだから横にいても疲れるし、そんなん楽しくないじゃんって、正直もう色々めんどくさくなってしまった。

そしたら何かを感じ取ったのか、喧嘩してた二人がチラチラこっちをみて、急に仲直りして、二人で結託して”のっち”を鬼ごっこに連れ戻せ作戦を始めた。

何かしら感じてそうだったので”教育的言葉”を投げかけるタイミングかなって思ったけど、子供たちも考えたものでとっても楽しく誘ってくる。僕はすっかり乗せられて楽しい気持ちになっちゃって、”大人の言葉”なんて何もないまま、鬼ごっこに戻ってしまった。

ただただ
ふてくされて鬼ごっこやめて、楽しく誘ってくれたから鬼ごっこに戻った41歳おじさん。そんな自分にすげー笑った。
けどこれ、すごいなぁって思って。

「こら!仲良く遊びなさい!」なんて言わなくても、そういうことしてると周りの人がつまんないんだなって感じとって、子供たちが自分で考えて行動を変えた。
伝えたいことは、伝わってる気がするなぁと。ほへー。

それからそれから
そんな行動をとってしまった自分にびっくりもしたのだけど、これは子供たちが教えてくれたことかもしれないなぁと。
僕は、リアルタイムで自分の負の感情に気付くのも、それを伝えるのも苦手な人間です。彼らと関わる中で、自分の気持ちをちゃんと受け止めて、素直に表出する術を学んでいるのかもしれない。

それはとっても大切なことな気がするから、
とっても ありがとうなのだ。

(そんな子供たちもレコーディングに参加してくれている楽曲「夏、川、どぼーん!」を7月下旬に配信リリース予定!!お楽しみに〜〜!)

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