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成田 くうこう (小説、詩、エッセイ)
2018年2月1日 19:38
あめをとかすゆき。ゆきがとかされるんじゃない、おとやひとのけはいをとかしていく。とかされたものはむのきょうかいまでしずむ。みえないせかいで、みえるせかいをおぎない、ちみつにし、こうしんさせる。
2018年2月22日 03:00
雪の下で何かが寝返りを打つすると白の中の白がむくりと起き上がってそれは空白を食べながら膨らんで永遠となるはだかのあしいてつくつめたさゆきのやわらかさじめんとのつながりなにもかんじない「峠を越えたら白い地獄、草木も生えず道も見えない」吹雪の止んだ先に今いくつもの白い帳がゆっくりゆっくりとひるがえっていてそれは何かに似ていたがいったい何なのかもう