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第十四章  ホラー展開に巻き込まれた時に生存する為の七ヶ条

 昨晩は知り合い二人と一緒にホラーゲームをプレイしていた。怖いのは苦手だが、一人でやる訳でないならいくらかプレイもできる。ビビることには違いないが。
 ホラーゲームを何本かやってきて思うのは、やはりホラー展開にもお約束があるということだ。今後の人生において、ホラー展開に巻き込まれないとも限らない。今回はホラー展開から脱出する為の基本の七ヶ条でも書いてみることにする。
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一、地元民が「近づくな」と言った場所には近づかない!
 ホラー展開を回避する一番の方法は、まず現場に赴かない事だ。現場のヤバさを熟知した地元民は道を尋ねるなどする登場人物に「行かないほうがいいよ…」と助言してくれるだろう。地元民の見た目がどれだけ怪しくても……顔に傷がある怪しいオッサンや酷く怯えた老婦人でも!彼らの助言を聞き逃してはならないのだ。

二、鍵を不用意に壊すな!
 現場に赴いてしまった場合、不用意に鍵のかかった扉などを開けようとしてはならない。中から声がする?中に誰かいるみたいだ?それは気のせいだ!気のせいだということにしておくのだ!外から厳重に鍵を掛けられているのに、わざわざその鍵をブッ壊して中の人を助けようとするなど言語道断。中に居るのは人じゃない!

三、イチャイチャエロエロしない!
 ゾンビ映画などで、真っ先に被害者になる者。それはカップルだ。特に他の登場人物の目を盗んでイチャイチャエロエロし始めたカップルは、高確率で真っ先に襲われる。というか、曰く付きの現場まで来て盛るんじゃない。我慢しろ。

四、協調性は大事だから仲良くしよう!
 何かがおかしいと登場人物が勘付き始めた頃、酒を煽りつつその勘を馬鹿にしするような人間が出てくるのは何故なのか!力を合わせて危機的状況を脱するべきタイミングで協調性の欠片もない人間に振り回されてはならない。切り捨ててでも生存コースを目指そう。

五、「ここから脱出出来たら、君に伝えたいことがある……」とか言うんじゃない!
 やめろ、完全にフラグだ、それは!なぜホラーゲームと恋愛はワンセットなんだ。たとえ戦闘の結果血塗れだろうが、猟銃片手の物騒な見た目だろうが今言え!どうして勿体ぶるんだ!

六、日頃から車のメンテを怠ることなかれ!
 窮地を脱していざ現場を離れようとすると、何故かエンジンが掛からない車。メンテを怠っていないなら、落ち着いてもう一度トライしよう。きっとエンジンは掛かる。しかし登場人物の誰かが車に細工していることもある。何度かトライして車は使えないと分かったときは……諦めて全速力で走れ!!

七、現場から勝手に物を持ち出すのは犯罪です!
 折角ホラーな現場を脱出したのに、余計なものを持ち帰る人間がいる。宝石や装飾品などどんなに価値がありそうなものでも勝手に持ち帰ってはいけない。呪われている可能性大だ。第二、第三のの惨劇が待っているぞ。というか、散々怖い目にあっておきながら火事場泥棒みたいなことをするんじゃない。それは犯罪です。
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 以上、ホラー展開に陥った時に脱出するための基本の七ヶ条だ。好奇心は猫を殺すとも言う、危険なことに自ら首を突っ込むのはやめておこう!それでもホラー展開に巻き込まれてしまったら?最後まで諦めないことだろう。Let's生存コース。
 

P.S.
 ハッピーバースデー♡
 私も自分ドールを作りたくなった。Seriaさん……近くに出来ないかな……。
 たのむ、鏡を見てくれ……2日連続3日連続こんにちはされるともはやいたたまれないやつ……。

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