思ったこと書いていい?ちょっと真剣に


今回はちょっとシリアスというか、オレが感じてること思ってることを書くことにするぜ。


これによって考えの違う人もおるやろうけど、
これはあくまでもオレが感じてることなんで。
難しい話になるし、デリケートな部分もあります。
でも演者、お客さん問わずちょっとでも考えてくれる一因になればなぁと

ご了承下さいませませ


じゃあ本題に

オレは若い頃からクラブしか遊び場を知らない。
例えば音楽せずに暮らしてたとしたらいろんな娯楽を
経験することもあったやろうけど、
残念ながら?音楽に出会ってそれが日本ではクラブが主戦場の
ブラックミュージック(レゲエ、ヒップホップ)やったことから
クラブしか知らずにきた。

だから、オレは結構見てきた。

お客さんの世代が変わっていく景色を。


コロナの前と後でも状況は変わった。
それぐらいサイクルは早い。

もう何回も何回も様変わりして、
クラブにおった人が去って、新しく興味をもった人が入ってきて
の繰り返し。
歌い手、サウンドマンも時代と共に変わっていくけど
その比じゃないくらいにいろんな遊びに来てくれる人達ををみてきた。

ここでずっと思ってたこと。
本来、音楽に世代が変わっていくとかあるん?

もちろん、クラブってのはある一定の年齢からほとんどの人が
遊ぶ場所じゃなくなる。
それは理解してるし、そのうえでの「世代が変わっていく」は当然ある。
(今は週末の昼からのイベントもあるし、来てくれる人に感謝)

じゃあ、クラブで遊ばんようになった人は今もレゲエを聴いてるか?
この問いにどれだけの人がyesって言うと思います?
多分、大部分はもう聴いてないと思います。

音楽やのに世代交代あったら本来アカンのです。


もし好きならクラブで遊ばんようになった今でも聴いてないと
おかしいんですよ。
音楽なんで。

でもおそらくですけど大部分の人はもう聴いてないと思います。


ヤバけりゃ、エエ曲なら今も聴いてます多分。

もっといえば、クラブでは今も
ヤバい曲、エエ曲が生み出されてるでしょう。

それにも関わらず聴かんようになるのは、

シンプルに流行り廃りで音楽を聴いてたからです。

でもこれは一概にお客さんが悪いわけじゃないです。
オレ自身がリスナーとして自由に音楽を聴くように、
深く聴こうが、流行りで聴こうがそれはお客さんの自由ですから。

じゃあ何が原因か

流行りで聴く音楽じゃない!と定着させられなかった演者の責任ですよ。オレも含めて。


やってる側はみんな必死ですけど、定着させられなかった。
何に対して必死になるかは人それぞれ違いはありますけど、
ずっと変わり映えのしないモンを見せ続けてきた結果です。

もっといろんな色を見せることができたはず。

でも同じような曲、同じようなイベント。同じようなメンツ。
終わりのはじまりが見えてもゴリ押しした結果です。
何回もいいますがオレ達にも責任の一端はあります。

そして、下火になってしまった。

時々、レゲエはまだ下火じゃないという人いてますけど、
もし、それを本心でいうてるとしたら盲目ですよ。

これはたくさんゲストとしてイベントによばれる人がいうても
説得力がないし、
仮に一人勝ちしてる人間がいうてもそう。
それをモロに感じてるのは見てる人間と
その地元、地元でイベントをやる人間です。

一組のお笑い芸人がテレビにバンバンでてるからと
お笑い全体が盛り上がってるのとは全然別問題ですよ。
そりゃテレビに出てる人間からしたら下火じゃないといいます。

理解はしてるけど下火じゃないと虚勢を張るのと
それを認めるのとでは、
次のアクションに雲泥の差がでると思います。


こういう状況になったからってわけじゃないけど、
オレの曲、ほかと違うとおもいます。
好き嫌いは別として音楽をずっと模索してますから。
オレのことはさておいても、
「オレの曲はオリジナル」だと叫べる人間がもっと増えるべき。
既存の枠からはみ出てるアーティストが。

そして実際には各地におるんですよ。

どこにでもヤバいヤツが。

でもその時代の流れにのることを優先し続けた結果
そういう人はクローズアップされずにいなくなる。
地元の人間がフックアップできずに終わる。

そんなこともあると思います。

それとイベントに関してはザキ君やトントンが主体でやってますけど
オレらのクルー「ブレーメン」のイベント来てみてください。
絶対にほかと違いますから。
本気でふざけて、マジメにふざけてます。
お客さんを笑顔にすることはもちろん大事ですけど、
「自分達も笑える」ってとこがめっちゃ重要で、
多分全体的にそこが希薄になってしまってた。
そういういろんな地域、地域のイベントで差別化をはかれなかったことが
どこも同じ見せ方をしてしまったことが、
下火になった原因の一因かもしれへんです。


そこもふまえて、

まずこれはディスとかではないです。
自分のことも含めて書いてるんで。

そこを触れずに通り過ぎるのは簡単やけど、
それってその先になにがあるんです?
ずっと変わり映えのないシーンがあって
時代ってヤツが変えてくれるまで待てばヤバくなるんかな?

そういう時代やから。といってしまえば楽ですけど

オレはいつの時代もヤバい歌が聴きたいから
純粋に音楽がすきやから書いてます。

オレ自身歌ってますし、今も歌を聴いてほしいと願ってます。
でも自分ではもう延長戦を戦ってると思ってます。
もうその音楽シーンのメインの流れの中にはオレはいない。
それはオンタイムで戦ってる世代のおる場所なんで。

そこにおらんくても歌えるし、曲を聴いてもらえる
そしてオレは新たに自分が羽を広げれる場所を模索してます。
今の自分の音楽をより聴いてもらえる場所を。
周りに流されずに「エエものはエエ」と言える耳を持った人達の場所を。



あとオンタイムで戦ってる世代にも言いたいことをあります。

自分達でリスクを負って何かをしてる若手には関係ない話ですけど、

今も全国各地でイベントやってると思いますが、
イベントやってるのほとんどオッサンでしょ?
オレもクルーの仲間も含めてほとんどオッサン笑

どこのイベントによばれていってもオーガナイザーは
オッサンですよw


もちろん楽しい、地元を盛り上げたいって気持ちがあってやってますけど。


それは別として、


なんで?って正直なるとこあります。


若いヤツでイベントやってるってあんまり聞いたことないです。

なんで?

イベントに関わらずですけど、若い世代は何かリスクを負ってますか?

少なくとも今もイベントやってる人間は若手の頃から
ずっとリスクを負ってやってます。
それは自分達の居場所を作るため、知ってもらうため
様々ですけど
それをずっと継続し続けてます。

その結果がレゲエという音楽が広く認知されたり繁栄の時代があったり
したんちがいます?

じゃあなんで今もオッサンが続けてるかといわれたら
若い世代がやらんからですよ。
オッサンが担ぐ神輿にいつまでも乗ってるからです。

若い人で自分たちでやってる人はいいんです。

いつまでオッサンらだけがやらなアカンねん。

そしてオッサンらがやってる神輿にのってる以上
劇的に何かが変わることないですよ。

なぜなら良くも悪くも
今あるモンはすべてオッサン達が手探りで作ってきた
モンやからです。

今のシーンは今のシーンの人間が作るしかないですよ。


今のシーンは…と文句いうのは簡単ですけど、
この音楽でサバイブする気なら
時にオッサンが担ぐ神輿に乗りつつも
自分でもリスク負って何かを始めるべきです。

それは自分が売れるためでも、地元が盛り上がるためでもエエ。

それで絶対に変わります。

ヤバい音楽であふれる時代に。



となりの芝生とでもいいますか、
ヒップホップは完全に若い人たちがシーンを牽引してます。
世代の交代がしっかりできてると思いません?

オッサン世代にフックアップされてでてきた人間も
その後は大きい小さいに関わらず若い世代がリスクおって
きた結果ですよ。


オレはオッサン世代のヒップホップもゴリゴリ聴くし
いまだ衰えずヤバい曲をリリースしてる人もいて
そのうえ、若い新しい音楽が生まれてきてる。

これが理想のモデルですよ。

オッサンやろうが若かろうがヤバい曲は聴く。


じゃあ次が最後のトーク


「音楽を聴く」ということ。



このブログの最初の方にお客さんが深く聴こうが
流行りで聴こうがお客さんの自由と書きました。

ケド、

半分は本心で、もう半分はウソではないんですけどw
なんて説明したらいいか難しいですねw

こうも書きました。
流行り廃りでレゲエを聴くのは
一概にお客さんが悪いわけじゃないです。とも。

なんで「一概に…」と書いたか。
それにも理由があります。

このブラックミュージックというジャンルには
お客さんの耳も必要になってくるからです。

レゲエという音楽がすきなハズやのに聴かず嫌いしてません?


自分がヤバいと思った曲に対しては
名前の有名、無名問わずヤバいとハッキリ言えてますか?

周りの流行に左右されず音楽を聴く耳もってますか?


例えば、
ある特定のアーティストはしっかり聴いても
ゴリゴリのアーティストは聴かないとか

もっといえば、自分の地元にもアーティストがおるけど
イベント出てても見ない。とか。
そんなことないですか?

それでも別にいいんです。
何を聴いて何を聴かないかは自由といえば自由なんで。
でもそれはジャンル込みですきなわけじゃないです。
そしておもしろいシーンにはならないです。

なぜならお客さんのホンモノを聴き分ける耳が必要になってくるからです。

そうすれば陽のあたる歌い手もっと出てきますよ。
ヤバいのにくすぶってるヤツ。
案外、あなたのすぐ近くにおるかもです。

ヒップホップはもう一般に広く定着しかけてますけど
それはみんながまんべんなくヒップホップというジャンルを
聴いてるからやとおもいます。

ちなみにオレもリスナーとしてまんべんなく聴いてますよ
それこそなんでも。
で周りがどう言おうがヤバいモンはヤバいといえるし
自分のヤバいと思った曲を嗅ぎ分ける耳も持ってます。


例えば、shingo西成の曲を聴いてる人がBAD HOPも聴く。
般若聴くけどLEXも聴く。
スタイルの違いに関係なく音楽を聴いてるし
音楽聴く耳をもったというか。

それは重要なことで、


このブラックミュージックってジャンルは
今では当たり前に浸透してるポップスやロックとは
違って聴く人を選ぶジャンルです。
だからこそホンモノを聴き分ける耳が必要やし、
そうしてみんなの耳に後押しされたアーティストが
でてくるべきでず。

演者に後押しされたアーティストをそのまま聴くんじゃなく
自分たちの耳と声によって後押しされたアーティストが
でてきたらおもしろいでしょ

そして新しいカタチになっていきますよ。


見直しせずにアップしたけど、
まあエエかっw



それからすでに延長戦を戦ってる最中のオレですが


ドンッ!


「満ちる / Mi Chill」


というミニアルバムを各種サイトから配信してます。

ホンモノを嗅ぎ分ける耳をもった人は
聴いてみてくださいませ
それでダサいといわれたらしょーがない笑


まずはここに飛ぶんだ
大丈夫。

チルはできても、おチルことはない。

https://linkco.re/cRDTaEc1


                            TABACHI









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