オレのパクノダ〜 後編の中編?かなw


前回から少し期間が空いてしまった〜

申し訳ない(゚A゚;)色々とやってまして、久々のブログ更新でっす


前回はどこまで書いたっけ?笑 ぐらい久しぶりやな。
ブログはしっかり続けるという縛りを自分に課した以上
書き続けるぜ

ってことではじめまひょ

前回のブログを読み返すと北大阪のとこで終わってたので
その続きから


北大阪にも歌い手が増えてきた。
もちろんサウンドもおって

当時、おれが会ったヤツの中で
「多分、こいつが1番レゲエ好きなんちゃうかな?」と思ってたんが

ナカジマかな。
名前かいっ!誰やねんっ!やろ?笑

サウンド名は今はSOUND NAKA-Gです。
こいつのプレイ見たり聴いたことあるヤツならわかると思うけど
自分自身がめっちゃ楽しそうにプレイすんねん。

で、みんな引き込まれる。それはもう昔からそう。

おれが会った時はまだNO BRAKE(ノーブレーキ)って名前で
活動してて、この頃から自宅兼スタジオやったから
録りに行ったりしてたな。
このナカジマの自宅兼スタジオががなかなかに香ばしくて
建て増しに次ぐ建て増しを繰り返しすぎて
もはや九龍城みたいになってたもんなw
ただの迷路やったな。
エンジニアとしてもしっかりしてて
時々数人で録りにいってた。



そのあと、相方にも恵まれてBREAK JAM(ブレークジャム)として
活動して
メンバーが増えて数々のクラッシュタイトルとってのち脱退。
そのあとSOUND NAKA-Gとしてピンで活動。

1人が性にあってたのか、自分のスキなものに妥協できへんタイプやけど
オレはアイツのことはリスペクトしてる。

マジでプレイ聴いたら楽しさが伝染するタイプのサウンド。

あとは、北大阪じゃないけどロデムも印象深いな。
ジャマイカに長期間行ってて帰国してすぐのイベントに
FIREWORKSのメンツといったこと覚えてる
SAM2ってクラブで最初見た時の印象は


「ほそっ!」です笑



ジャマイカ長期間いってたヤツやから
正直ゴリゴリなヤツでてくるでっ!と思ってたから
なんか純朴な青年でてきたっ!ってなった記憶がある笑

正直、その印象でプレイいっこも覚えてないw
でも2回目見たときはめっちゃイケてた。

のち、FIREWORKSのメンツとItoI(アイトゥアイ)で
HONEY COMB(ハニーコンボ)ってイベント始めて
ラバダブ歌わしてもらったり、
その後の活躍はみなさんご存知の通り。

さあ話を戻そう。


北大阪に歌い手が増えてきた。
この頃にはショーの時間ももらえるようになってきて
ますますいろんなとこに行ってたな。
大阪だけじゃなく、他の県にも行かせてもらったり。

平日は堺東にあったGIG(ギグ)ってクラブいってその足で
ハニーコンボ。
木曜は枚方にあったステレオンとオンギャにあったクラブ。
スパイラルでラバダブ。
金、土曜日はどっかのクラブにお邪魔して歌う。
そんな日々。

オレはJIGENと色々呼んでもらって色々いってたな。
京都や奈良が多くて時々関西から外にでたり。


from大阪のプライド


前にあの当時、レゲエに関してはdee jayの数や質からみても
大阪は帝国って書いたけど
あの頃ずっと思ってたことがある。

オレはまだ若手でレゲエタウン大阪を帝国ってことでいうなら
いち兵隊やと思うし、その頃もそう思ってた。
そんな兵隊が
例えば、関西から外に出てフライアーには「from大阪」の文字。

どういうふうになると思います?

あのね、呼んでくれた演者は歓迎ムードなんやけど
その他の地元の演者にあんま歓迎されない。
歓迎されてないように感じてた。が正しいかな。

「大阪から来たか知らんけど、大阪がナンボのもんじゃい!」


みたいな空気感が態度に出てる気がめっちゃしてた。

なんか…空気感が…ってなるんやけど
他の歌い手は知らんけど、オレは当時こう思ってて
「オレがしょーもないショーして大阪がなめられるわけにはイカン!」
って思ってた。
そして、バイブス全開でショーして、
ラバダブもしてぐうの音も出ないぐらいにカマして帰る。

そりゃ帝国できるでしょ笑

それぐらいプライド、憧れ、憎悪が当時の大阪にはあったかな。

それこそ、あの当時は

「恋しくて 憎らし〜い おおさ〜か♫」


的などっかで聴いたことある歌みたいな感じで大阪のこと
みてたんじゃないかな。


今は田舎モンであろうが安心しろ。
どこからでも夢見れるから。



オレが北大阪でお世話になった場所がほかにもあって
「修業」というかもはや「少林寺三十六房」やなw

北大阪のメンツと同じ釜の飯を食った。みたいな場所。
まずは高槻市にあった

ラバラバ食堂


今、文章にして書いてておもったけど、
食堂とは書いてますが食堂やったのか?笑

メシ的なモン食べた記憶がいっこもないぞ笑
多分クラブというかバーですw

ここはこじんまりしてるけど誰に対しても温かい。
オレの凍てついた陰の心をときほぐすぐらい温かい。

ヨッシーさんとなめこ姉さんにはホンマにお世話になった。
姉さんには音楽についての悩みや事柄も話したこともあるし、
あの頃は歌い手はみんな「どうしたら売れるんや?」の世界におったから
ミナミなんかのクラブでは気を張ってた気がする。
っていう観点からいえばここはホームやったんやろな。
みんな笑って歌ってた。

ここはちっこいオッサン。
あっエクスプレスね笑
とかオンギャとかゾベとあとは若手のヤツらと
行かせてもらった。

ホンマにありがとう。といいたい


もう一つも高槻市にあったバー
ラスタ

ここもかなりお世話になった。
ブロンクス君とゆうこさんがやってたバーで
ブロ君には音楽について怒られたこともある。

ここはみんな集まってラバダブやショーしてたから
ラバダブ時のみんなの呼吸やタイミング、どこではいるのがベストか。
とかホンマに修業してたな。
マイクの奪い合いじゃなく、みんながキッチリ見せ場作れるように
考えてラバダブしてた。
個人で目立つというより団体競技として魅せれるように。

もう今はオレ自身ラバダブに参加することはなくなった。
理由は色々ある。

ショーさせてもらえるようになったから。
そこで持ち味をすべて出すつもりでやってるから。
今の楽曲がオケに合わないとか。
オケに合ってない歌を聴かせたくないとか。

レゲエのラバダブという文化に育ててもらったオレが
そのラバダブという文化を否定するつもりはないが、
若手の頃にやりすぎてお腹いっぱいになった感はある。

今もオレと同じぐらいのキャリアのヤツがラバダブしてるのを見ると
まだ、あの頃の気持ちが持続して歌ってることに尊敬させられる。
それと同時にオレの音楽の居場所が変わったことを認識させられる。

でも悲観はしてない。

オレは多分レゲエの歌い手ではなくなったんやろう。
でもブラックミュージックの歌い手だ。

若い頃、狭い価値観しか持たなかったヤツが
広く音楽をしたいと思っただけのこと。

どうかレゲエじゃないからと入口を閉じずに
耳だけでいいからかたむけてほしい。
ヤバい歌聴かすからな。


さあここまでいろいろ喋ってきたけど、
1つだけ忘れてた笑


あの頃から今もオレの近くにおる
ある男の話をしよう。

それで今回のブログは終了でっす



バリー トントンといふ男。


とはいえ、特別な話でもない。

ある日、いつものようにラスタでラバダブをしてたら
ババちゃんという以前からラスタに来て楽しんでたお客さんが
男を連れてきた。

それがトントン。

とはいえ、「ああよくきたね〜」とはならない笑

あの頃みんなとがってたからw


どんぐらいとがってたかいうたら
オレらみんなクローズの鳳仙学園ぐらいスキンヘッドやったから笑

歌い手?なら見せてみろ!ですよ。

っていうてもオレはこの時点であいさつすらかわしてないw
得意の陰キャが発動してたのと
どこの馬の骨ともわからんヤツとか関わらないバイブスが
全開やったから。

でもオレらと同じハードコアなレゲエに衝撃を受けて
始めたディージェイ。
さあお前のハードコアな歌を聴かせてみろっ!

で、第一声




「こよい♪陽気なデブとのランデブ〜♫」




歌い手全員「えっ……」

全員「?????????」ですよ笑


だったよく聴いてる歌がNG君とかRYO君とかJTBいうてるの
チラッと聞いたからハードコアやと思うでしょ?笑


まさかのお笑い的な歌い手で、
みんな「あのセンパイ達の歌をどう聴いたらそうなんねんっ!」ですよw


ってここまで話ししてきたけど実は

この時点でオレはまだ一言も喋ってませんw
あいさつすらしてない

度肝はぬかれたけど。えっ?その時の感想?

「コイツ、なめとんな」ですよw

とがってたんで笑
恐怖の鳳仙学園なんで。


結局、その日は喋ってないどころか、
顔合わせてもそこから何ヶ月も喋ってないですw

オレもなかなか筋金入りの陰キャとあとは
「コイツ、なめとんな。」バイブスあったんでw

でも、ある日沈黙は破られる。


その前にみなさんドラゴンボール知ってます?
マンガのドラゴンボールです。

その中のベジータ、ナッパ編ぐらいから戦闘力を数値化するって
概念が出てきだしたんですが…

じゃあ話を戻しましょう。


あいかわらず、オレは喋ってないねんけど、
近くで話し声が聞こえる。

どうやら、トントンが客と喋っている。

ああ、それと先にいうときますけど、

(この頃からコミュニケーションのバケモンやったコイツは
周りの人間を一人一人オトしてオレ以外はもうてなずけられてる
状態です笑)

話はドラゴンボールの戦闘力について。

ギニュー特戦隊がどうとか、ザーボン、ドドリアがいくつとか
ベタな会話を聞いてて、

ガマンできんようになったから
わざとコアなモブキャラの名前いうたら答えられへんと考えて、
会話に割り込む。

オレ「キュイの戦闘力は?」

トントン「………18000!」


オレ「………やるやんけ」


もう会話がアホでしょ?笑
……やるやんけって何?笑


でも次の瞬間から肩組んでましたから笑

COWCOWの肩組みのギャグぐらい組んでましたわ。

それから現在ですから。


人間、どんなこともなにがキッカケかなんか重要じゃない
そこからのプロセスが大事なんで。


お互いにオッサンになったが今も笑えてる。
そこが重要なんです。

                     TABACHI

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