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【特別編】公開!『仕事文脈vol.20』企画会議・その1(前編)


『仕事文脈』は年2回発行、1号終わると打ち上げを兼ねて、次の号のアイデア出しを行なっています。年 末に集まり話をした中から企画になりそうなネタを出し合った、最初の企画会議を1月に行いました。長 引くコロナの影響を受けつつも、そこから何か違う考え、行動があるのでは、と話した第1回会議の前半 をお送りします!

(参加者:発行人・宮川、特集班チーフのライター・小沼さん、編集者・丹野さん、ライター・浪花さん、 急遽お試し参加の会社員山口さん)

なぜ家族という特集をやらなかったのか
10年もやってるのに

宮川:家族、というテーマが出ましたよね。『仕事文脈』で今まで家族という特集をやらなかったのはなぜか。10年もやってるのに。「家と仕事」(vol.7)のときも、家族とは表立って言わなかった。仕事と家族を、無意識か意識的かわからないけども、切り離してたのかもしれない。振り返りも含め、それを話してみたいかなって感じで。

丹野:家族っていうのを、独身者からの家族みたいな目線で考えました。

宮川:はい。

 丹野:小林カツ代さんの本の仕事をしていた時、だんだん年を取って独居老人になって、その人たちが自 分のために食事を作る、それは果たして家庭料理なのか?みたいなのを考えて。 

宮川:家庭ってなんだろう。複数の人がいる?

丹野:家庭って、家族が暮らす場なのかなってぼんやり。

宮川:家族と家庭は違うのかな。 

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