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「山中カメラ現代音頭集 Shall we BON-DANCE?」吹上情熱編~情熱の音頭の誕生~

皆さんこんにちは。
現代音頭作曲家の山中カメラです。

さて、今回は鹿児島県は日置市吹上町の現代音頭です。
地方都市と侮るなかれ!!!

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シリーズ「山中カメラ現代音頭集 Shall we BON-DANCE?」
吹上情熱編~情熱の音頭の誕生~

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2011年、ある男から音頭制作の依頼があった。
情熱家、カズヒロハカタである。
彼は鹿児島県吹上町という場所に住みながら、たった一人で「吹上ワンダーマップ」というアートプロジェクトを主催しており、ほんとうの意味での地域に根ざしたアートを実践している人物なのだ。
彼自信も相当独特な人間で、自分で作った奇抜な服装を常に(本当に常に)着て生活しており、それでいて田舎の町に自然と馴染んでいる。

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※資料写真として吹上の名所を撮っていたのだが、ハカタ君がポーズを決めて写りこんでくる、、

今は何回も会っているのでなんとも思わないが、出会った当時はびっくりした。
見た目はとても派手だが、話してみるととても実直な人でもある。

かくして私は2012年、冬の鹿児島「吹上ワンダーマップ」に向かったのであった。
吹上町はとても良い街で、町の人がとても協力的だった。

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伊作小学校の金管アンサンブルや、社会人の金管バンド「吹上ウィンドユーザーズ」の皆さんにご協力いただき、録音を行った。

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地域の元気なおばちゃんたちのコーラスやら、子どもたちの合いの手も録音。
「吹上ワンダーマップ」参加アーティストも全員が歌、コーラスで参加している。

※さて、この音頭がどのように作られて行ったのか?
音頭が出来上がって行く過程、制作秘話などは、拙著「山中カメラ現代音頭集 Shall we BON-DANCE?」に詳しく写真、資料多数で掲載しております!

それでは日本三大砂丘の一つ、吹上砂丘を題材にした「吹上砂丘音頭」をお聞きいただこう。



※今回のCDブック作品集にはこの2012年の録音を元にした、2018年リマスター版を収録しております。

この音頭をきっかけに、町で長い間途絶えていた夏祭りが復活し、「野首地区ボンダンス大会」として毎年踊り継がれている。私も毎年呼んでいただいており、今年も吹上に行くのを楽しみにしている。

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「山中カメラマン」精進せねば。

■番外編
毎年2月は吹上に親しいアーティストが集まり、とても楽しい時間を過ごすのが恒例であったが、吹上ワンダーマップは去年、10年の区切りと共に惜しまれつつファイナルを迎えた。
その時に作った合唱曲「美しい地図」。


次回、(番外編)「山中カメラ現代音頭集 Shall we BON-DANCE?」福島邂逅編~クラフトワークと音頭の邂逅~に続く!

憧れのあの方たちとついに!共演!

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私の作品集が好評発売中です。よろしくお願いいたします。

2/27発売!豪華付録付CDブック仕様!
「山中カメラ現代音頭集 Shall we BON-DANCE?」(タバブックス)


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