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6/1〜6/5の日記

6月1日(月)
日曜、発送もれしてしまった店舗があり、新刊『夢を描く女性たち』納品へ。ここにないわけにはいかないのに、発売日にお届けできずすみません。
電車で会社以外に行くのは久しぶりなので緊張したが、休日の昼間なのでガラガラで、着いた町も人は少ない。と、思ったら長い行列ができている店がありあれはケーキ屋さんだったんだろうか、遠目で通り過ぎた。足早で歩くようになっているのか、立ち止まってよく見たりすることが減ってきた気がする。怖い。無事納品を終え、勢いで外食だ!と小洒落たラーメンやさんに入って美味しく食べていたら、常連さんらしき人と店主が話してて「今月で店閉めるんだよね」「え!」と聞こえてきてしまい、どうしたら…と思いつつ耳ダンボでしっかり聞いてたが(略)常連氏が「オレやろうかな、ラーメン屋やりたかったし」と言っていて、いい!前向き!と心の中で拍手した。帰り神保町に寄り、目をつけていた高額本をポンと買う。消費に餓えている。
そんな日曜だったので、月曜は気分よく発送、精算などを地道に行った。

6月2日(火)
今年の新刊を1〜2ヶ月遅れで制作して、6、7月に刊行が続くことになった。パッツパツである。なのにあらたに仕込んでしまった『コロナ禍日記』、その原稿が集まりつつある。整理、調整することがどんどん出てきて、ちょっと気を許すとどんどん遅れ出すのは目に見えてるので、厳しめに細かく管理していく。編集作業は、ずっと考え続けなければいけないので、それが途切れないための工夫というか。観念的、恣意的にならないように、まあこれでいっか、とならないようにするというか。そんなこともなかったように、本が、まさにこれがふさわしいかたち、となっているのをめざしているかな、私は。

6月3日(水)
メールマガジンを2ヶ月出していなかったが、情報も増えてきたのでいよいよ意を決して出すと決める。メルマガ担当スタッフKさんは在宅のため自分がやるんだが、思い出しながらこわごわ用意。せっかくならメルマガ配信に合わせて諸々告知事項を整理しようと、各担当者に連絡。告知始めることになり、ようやく発売日、定価、部数を確定する。順番がおかしいという気もするが、このきっかけは結構重要なのです。メルマガ見て発注いただくこともあり、絶対遅れられない、となるので。6/29発売『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』、7/3発売 『ランバーロール 03』、7月中旬発売 『コロナ禍日記』、どれももうすぐなのです。焦るわ。

6月4日(木)
新刊の中の『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』、本文組版校了、カバー入稿データ出来。わりと紆余曲折あったけれど、もう忘れてしまった、結果うまく収まったので。著者:沖縄、装画・イラスト担当:ドイツ、装丁担当:栃木、とみんな遠いところで会うこともなかったが、何の不都合もない。オンライン会議すらすることもなかったし、それは前からそうだった。組版、校正、印刷も都内とはいえほぼデータやりとりだし、最終のゲラと搬入だけがリアルかもしれない。だったら紙の本じゃなくデータだけでいいのでは、とはならないだろう。そのためだけに、この作業はできない。紙の本に、作る過程も含め、ますます関心が高まってきている。

6月5日(金)
『コロナ禍日記』先行公開日記をnoteではじめて、そのバナー作りに久々にイラレを開く。苦手…… ありモノをアレンジしてとりあえず急場をしのぐ。フォーマット制作のための準備作業。とても細かい。表記をどう統一するか、それともしないのか、ということを担当氏とやりとりし続ける。slackを使ってて、メールみたいに埋もれないから便利なんだが、やりとりが長くなりすぎて結局見逃しも出てくるという…どうすればいいんでしょうね!
終日そんなことをしていたら、最近加入した一冊!取引所経由で注文が入っていて焦る。この仕組み自体もよくわかっていなかったが、新しい事業でシステムがサクサク使いやすく、少しずつ機能が実装されるのもおもしろい。莫大な予算とか誰かの利権が感じられないのがいい、あらゆる国の政策に怒りを通り越して吐き気がしていただけにな。

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企画ファイル。1ヶ月遅れたり急きょ決まったりタイトル間違えてたり

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